妙 高 山
展望がなく、魅力に乏しいが日ヶ奥渓谷と神池寺は名所 みょうこうさん 564m 兵庫県丹波市
2009年3月15日(日)晴 8:20日ヶ奥キャンプ場→9:25神池寺→10:00山頂→11:20キャンプ場
昨日は雨、今日は好天に恵まれ、4月転勤を控え、今年度最後の山行。周辺の山から見る本山は、ふわりとスカートを
広げる乙女のように優美。山名にも魅かれる。舞鶴若狭道:春日ICで降り、キャンプ場へ。建物の方へ下らずに進むと
広い駐車場着。散策道の方へ進まず、渓流沿いのキャンプ場へ下る。昨日の雨のせいかゴウゴウと流れるワイルドな
渓流沿い、遊歩道が整備されている。雌滝、雄滝と続き、迫力があるが小規模。雄滝を見た後、渓流沿い
暖傾斜の林道を淡々と進む。左右に分岐が現れるが、神池寺(じんちじ)への道標が要所にある。30分で小峠着。
テープがあり、尾根伝いに直登できそう。迷うが、名刹:神池寺経由の通常コースへ。山腹を巻くように暖傾斜の道が
続く。この辺り、道が分かりにくいが道標頼みで進む。車道に出て右へ進むと、程なく広い神池寺境内着。落ち着いた
良い雰囲気と思いきや、いきなり大音量で「カメラ作動中」と繰り返し、興醒め。防犯センサー作動か。由緒ありげな
立派なお寺。山頂への道標に従い、本堂への石段を登る。山門に「妙高山」の額。本寺と結びついた山のよう。
立派な本堂右脇に山頂への道標あり。昔の伽藍跡か、テラス状地を見ながら明瞭な道を緩やかに登る。広い道だが
地理院地図にはない道のよう。楽勝で地蔵を祭った山頂着。雑林中、視界は全くないが、石で囲われた立派な
二等三角点と小山頂標示あり。小峠への尾根道は分かりにくい。ネット情報を参考に、西へ長く延びる尾根道を進む。
道は不明瞭だが、赤ペンキの塗られた標柱が短い間隔で点々と続き、それをたどる。雑林中、小さなアップダウンを
繰り返し、標柱80(連番付の標柱)で道が分岐、尾根を直進。ネット情報では、さらに尾根上を進んだ後、折り返し、
山腹を戻るように進む。非効率なのでショートカット、暖傾斜の谷筋を下る。一面の伐採された倒木に難渋するが、
短時間で道に出る。暖傾斜の下り、途中から整備された林道になり、往路の林道に出る。合流点に「谷山ノ神」の
道標あり。登るには魅力に乏しい山。⇒トップページへ