家事など気になるが、9月下旬のアルプス山行に備え、鍛錬も必要。本格的な沢登りに向かうほどの元気はなく、
地図に「沢登り初歩コース」とある妙見谷へ。さらに、未踏の東條山から地図に「谷道あり」とある赤滝谷を下る。
国道309号から県道705号へ。金剛山登山口付近は駐車場が多いが有料、600円。県道を進み10分で妙見橋。
頑丈なゲートが谷道入口。道標はない。しばらく林道を進む。渓流を見下ろすが風情に乏しい。途中から山道になる。
堰堤を2つ越えた辺りで渓流への下降点あり、降りてみるが、遡行意欲が湧かず、渓流を見ながら山道を進む。
程なく妙見滝に出る。右壁にロープがあるが迂回。中間点、沢が深い溝状になり、急斜面をトラバース。
ロープがあるが、ない個所もあり、沢へ滑り落ちそう。沢を進む方が安全だが、渓流靴に履き替えるのが面倒。
渓流が小さくなり、すぐ脇を進む。高齢男女に追いつく。水流がなくなるまでガレた沢を完全に詰めれる。
最後、ブナ林帯を抜けるのも良い。脱出路は急だが明瞭。程なく千早本道下山口に出る。木のバーで閉鎖され、
立入禁止とある。今日も金剛山はかなりの人出。山頂尾根を巻く遊歩道を進む。楽チン水平道だが長く感じる。
ロープウエイ乗り場手前から展望台まで登る。思いがけず一帯の趣が良い。予報に反し、雨になりそうな曇天。
展望は乏しいが、眼前、東條山か。バテ気味、ペットボトル3本持参してきたのに、売店でさらに1本買い足す。
冷えたサイダーで少し元気回復。食欲はないがパンを口に押し込む。鍛錬を意識し、ダイヤモンドトレールを縦走。
伏見峠〜久留野峠まで比較的楽に通過。中葛城山への急階段の登りと、高谷山から千早峠へ大きな下りがシビア。
縦走者は少ない。千早峠からダイトレを離れ、林道を進む。短時間で林道が交わる個所に出る。車のガレージあり。
東條山の方へ少し進むと、テープあり。林道からはずれ、ややブッシュ化した道を抜け、東條山への山道に入る。
灌木の中、やや急な登りの後、暖傾斜の山頂部を進み、雑林中の山頂着。手製の山頂表示がないと、分からない。
しばらく西進、谷への下山口を示すテープあり。植林の急斜面を下り、石ゴロゴロの枯れ沢に降りる。道らしい道はなく、
枯れ沢を用心しながら進む。所々テープあり。暗く荒廃した感じの小沢を下り続けると、水流が出てくる。
足を濡らさないように進路を探りながら進む。水たまりで顔を洗い、少し元気回復。水流が増えてきたところで、
テープが見当たらなくなる。沢の中を歩く方が楽だが、渓流靴への履き替えが面倒、渓流の両岸を選んで進む。
堰堤にぶつかり、よじ登ってみると、対岸に巻き道が見える。渓流より高い位置を進むと、赤滝上部に出る。
沢まで急斜面を降りれそうだがそのまま進む。キャンプ場が見えるところで道がブッシュ中に消える。強引に突破、
渓流を飛び渡り、キャンプ場に出る。ファミリーがキャンプ中。やっと脱出。この谷は、お勧めできない。⇒トップページへ
妙 見 谷
2010年8月22日(日)曇→晴 8:15金剛山登山口駐車場→10:00千早本道下山口→10:50展望台→11:35久留野峠
→12:30千早峠→13:05東條山→赤滝谷→14:40駐車場