妙 見 山
兵庫には、有名な能勢の妙見山の他、但馬と播磨に妙見山がある。本山は「クルマで出かける山歩き」のみ紹介.。
神戸から一番近い妙見山。中国道:竜野社ICで降り、国道175号から427号へ。道標に導かれ、迷わず休暇村着。
駐車場やトイレなど整備されている。トイレ横の道をバラ・菖蒲園の方へ進み、園内を抜け、ゴルフ場前の車道を左へ。
高校前の古墳群を見学後、進むと、登山口への道標あり。眼前大きく、本山がのんびりと構える。林道を少し進むと
登山口標示。植林帯を抜け、本山と城山との鞍部に登る。展望ベンチあり。登る人が少ないようで少しブッシュ化。
小枝でクモの巣を払いながら進む。地元青年部手作りの素朴な道標が整備され、迷うおそれはない。10月中旬だが、
やや暑く、汗を拭き拭き登る。前方、樹林の山腹が高くそびえ、次第に傾斜が急になる。南方の展望が開けるが、
草木に遮られスッキリしない。一旦下り、ガッカリするが一頑張りで登頂。ほのぼのした山頂標示と三角点。
プラケースに覆われた方位版があるが水滴でよく見えない。南方、西脇方面の展望が開けているがもやっている
。西方、笠形山から千ヶ峰への連なり、下方が樹林に遮られて残念。道標に従い牧野側へ下る。
山頂で、甲高い鳴き声が聞こえたが、すぐ近くでキヌを裂くような悲鳴と草木のガサガサいう音、ギクッ!鹿?
こんなけたたましい鳴き声は初めて。熊、猪ではないことを念じ前進。急な傾斜を下る。しばらくで展望ポイント。
樹林越しに北側の展望が開ける。三国岳か。往路以上に通る人が少ないようで、全般に道が不明瞭な上、
急傾斜で土がもろい。道標もなくなり、テープが手がかり。防鹿ネットの柵を通過後、木に白テープのある地点に
下り着く。テープ側には進路がなく、反対側へ下る。時々現れる赤テープを頼りに超急斜面を枝を掴みながら下るが、
進路もテープもなくなる。このまま下り切ることも考えるが、急斜面を登り返す。白テープの地点からさらに戻ると、
正しい道あり!急斜面をジグザグに無理なく下る。道は不明瞭。ガイド本どおり、初心者は登路往復か、牧野側から
登る方がよい。牧野側も林道終点に登山口標示あり。⇒トップページへ
山登りの山としては物足りないが好展望の山 みょうけんさん 693m 多可郡多可町
2006年10月14日(土)晴 8:50北播磨休暇村→9:20登山口→10:35山頂→12:15林道→13:15休暇村