妙　高　山

紳士帽のような個性的山容の日本100名山　みょうこうさん　2454m　新潟県妙高市

2014年8月1日（金）晴×曇　5:35燕温泉駐車場→6:00登山道入口→7:50天狗堂→9:40山頂→11:00黒沢池分岐→12:15三ツ峰分岐→13:55麻平→14:25惣滝→14:55燕温泉駐車場

恒例の夏山山行、アルプス縦走が一段落、目先を変え、未知の山域へ。前日朝、神戸発。名神高速→北陸道→上信越道と乗り継ぎ、夕刻、妙高東山麓の休暇村妙高着。立派なホテル。当初、南麓の笹ヶ峰キャンプ場でテント泊の予定。好天の時季を狙うが台風北上中、天候不安定。雨天が心配でホテル泊に変更。ホテル前のゲレンデから本山を見上げる。4:00起床、SAで買った寿司で朝食後、燕温泉へ。温泉街下の登山者用駐車場に止める。トイレや登山案内図あり。温泉街坂道を登り、小神社の左に伸びる林道を進む。道標がなく不安になってきたころ、登山道標あり。舗装され歩きやすい道。北地獄谷のかなり上を高巻く。沢登りを続けていたが足取り重く、先日の滝からの滑落による胸部の痛みがひびく。幸い晴天に恵まれ、気分は良い。光明・称明滝が見える。硫黄で滝が乳白色、めずらしい。称明滝を真近で見上げる。谷沿い暖傾斜の道を詰め、天狗堂を過ぎ、登り道になる。途中、風穴からの冷風が心地よい。9合目から溶岩でできた山頂部の急登。急峻な岩場をロープ、鎖を頼りに登る。鎖場を過ぎると、岩場を縫うように巻道があり、意外と楽に登頂。高山大神が祀られている。溶岩の散在する中を進み、三角点山頂着。平日のせいかハイカー数人。火打山〜焼山が美しい。当初、100名山火打山まで足を延ばすつもりだったが、無理はやめ、後日、焼山と併せてチャレンジしたい。外輪山内の底部へ降る。急下降が続きシビア。ようやく下り切り、平坦路に。長助池の湿原が広がり、ワタスゲがなびく別天地。三ツ峰分岐へ緩やかに下る。道中、カラマツソウが多い。キヌガサソウ、サンカヨウと出合う。水芭蕉の大きな葉が目立つ。長い下りを経て麻平着。一帯、自然林の趣が良い。足取り軽く下り続け、惣滝見物へ。急峻な岩場を鎖頼りに横切る。滝に近づこうと悪路を進むが途中でやめる。日本100名瀑だが今一。谷沿い林道を下り、燕温泉へ。汗を流す。乳白色の泉質は良いようだが施設が古過ぎる。さっぱりした後、今夕から3連泊の戸隠キャンプ場へ。⇒トップページへ