明 神 平
2010年10月3日(土)晴→曇 8:25大又→9:50大鏡池→10:50薊岳→12:00明神岳→12:50桧塚
→13:35明神岳→14:00あしび山荘→15:00明神谷登山口→16:10大又
最近、比良山へ沢登りに行っていたが、先日来、急に涼しくなり、尾根歩きに戻る。未知の台高山脈へ。
名阪道:針ICから国道を乗り継ぎ南下、登山口への県道220号がウネウネ長いが、堺から2時間で大又着。
駐車場を探していたら、地元の高齢女性に呼び止められる。親切げに駐車場所を教えてくれるが500円取られる。
登山口道標はなく、笹野神社への坂道を登ると、小道標あり。しばらく林道を登り、小道標に従い山に取り付く。
手入れされた植林帯のジグザグの登りが続く。尾根に出ると、暖傾斜になり、大鏡池に出る。水はなく湿原状。
次第に痩せ尾根になり、慎重に小ピークをこなし、木屋ノ尾頭に立つ。南面、白髪岳方向の山並み。
一息ついて再び痩せ尾根となり、雌岳を越してじきに薊岳山頂。山頂は狭い。この先、暖傾斜、自然林となる。
予報通り、天気が悪化、視界がガスに閉ざされ、風も強く、夏山の格好では寒い。前山を越えると、
明神平が広がる。山上の別世界の趣。明神岳は、尾根の途中、山頂標柱がなければ分からない。
一時的に天気が好転、桧塚まで足を延ばす。桧塚まで広い尾根、総じて暖傾斜、自然林の趣が一層良くなり、
気持ち良く進む。途中、桧塚奥峰から展望が良さそうだがガスに視界を閉ざされ残念。桧塚は特徴に乏しいが、
高原状に開けた一帯の雰囲気は良い。引き返し、明神平へ下る。広い草原に樹木が点在。中央部に白い岩が散乱。
高みにある山荘付近で明神谷への下山口を探すが、道標がなく、少しウロつく。総じて道は良いが道標が不備。
谷沿い整備された道を下り続けると、沢にぶつかる。進路を見失い、少し迷うが、沢を渡れば良いだけのこと。
渓流を見ながら下り切ると、林道に出る。長い林道歩きにダレるが、所々、眼下の渓流の趣が良い。
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