菊水ルンゼに対面する好展望の岩尾根 みょうごういわおね 兵庫県神戸市
2011年5月26日(木)曇 11:40一本松→11:55イヤガ谷東尾根入口→12:45妙号岩尾根突端→14:05烏原貯水池
菊水山から神鉄車庫前に下山後、神鉄沿いに少し北上、線路の下をくぐって車道を登る。鈴蘭橋で左折、坂を上り、
長い階段を上ると、住宅街に出る。住宅街の端を道なりに進むと、第五団地に出る。団地南側にイヤガ谷東尾根入口
の道標あり。登山地図には未記入だが、道、道標とも整備され、平坦な楽チン散策路。少し進んだところで、
森林管理道へ左折。4等三角点あり。遊歩道は尾根の少し下を巻いており、森林管理道の方が趣が良さそう。
しばらく進み、左の枝道へ進むと、展望の開けた露岩のテラス状地に出る。先生に引率された小学生で騒がしい。
菊水山方面の展望が良い休憩ポイントだがそそくさと去る。分岐へ戻り、道なりに進むと、支尾根の突端で行き詰まる。
主尾根からはずれている。引き返し、本来の遊歩道へ戻る。この辺り、道標もなく、道迷いしやすいので要注意。
しばらく大人しく尾根道を進むが、中間点で左へ伸びる枝道へ。予想通り妙号岩への尾根道。菊水ルンゼから
妙号岩の方を見ると、露岩の尾根を伝う道が見える。そのコースを探索。痩せ尾根を進み、突端の岩場に立つと、
眼下に石井ダム、眼前に菊水ルンゼ。楽観に反し、切り立った岩場。クライマー以外は下れそうにない。
岩上に腰掛け、とりあえず軽食休憩。目を転じると、すぐ左方に下れそうな露岩の小尾根あり。ルンゼから見た尾根。
少し引き返し、そちらへ下ってみる。踏み跡もある。ザレてすべりやすい急斜面を慎重に下る。楽観に反し、こちらも
尾根突端で行き詰まる。ダメかと思いきや、左下の崖にロープと鎖が見える。古く心もとないロープを掴んで
少し下ってみるが、その先がどうなっているか。冒険はやめて引き返す。雑に戻っていたら往路からはずれる。
テープを当てに進むと、すぐ下にダム池畔の車道が見えるが、フェンスがある。汗だくで急な岩場をよじ登る。
何と、とても下れそうにないと見下ろしていた岩場突端に這い出る。やれやれ。後はおとなしく主尾根の道をたどる。
暖傾斜で楽チンだが単調でダレる。樹林の趣も今一。終盤、鵯越駅と烏原貯水池とに道が分岐、貯水池側へ下る。
急傾斜を下り、車道に降り立つ。全山縦走路の道標はあるが、本コースの道標はなく、鉄柱の赤ペンキだけが目印。
初めての場合、コース入口の発見は難しい。帰宅時間が迫り、ジョギングコースにしている、池畔の道をたどり自宅へ。
六甲をうろつき回った一日。くたびれ切るが、久しぶりに存分に歩き続け、満足。⇒トップページへ