元 越 谷 |
小ぶりながら渓相の美しい入門級の沢 もとこしだに 1029m 滋賀県甲賀市 |
2016年8月20日(土)晴→曇 8:50林道ゲート→9:30入渓→10:35仙ノ谷分岐→11:45仏谷分岐→12:30出渓→13:10水沢峠→13:35水沢岳→14:00水沢峠→15:40林道ゲート |
2011年10月10日(月)曇 6:50林道ゲート→7:35入渓→9:00仙ノ谷分岐→9:55仏谷分岐→11:15出渓→11:55水沢峠→12:10水沢岳→12:40水沢峠→13:55林道ゲート |
飯豊山行が終わり、沢へ戻る。日帰りの初級の沢はあらかた行ってしまい、良かった沢を再訪。本谷は、エメラルドグリーンの淵に感動した美渓。6時過ぎ自宅発。新名神:甲賀土山ICで降り、国道1号を南下。猪鼻で左折、県道507号を北上、野洲川ダムから鈴鹿スカイラインを快走。林道入口の大河原橋は小さく、通過し戻る。ゲートまで短時間だが未舗装のダート道。ゲート前がひどいので橋近くに停めてもよい。先行車5台!大勢が沢登りの準備中。仕方ない。頑丈なゲート端の隙間から入る。工事中の重機を止め、通してくれる。小橋を渡り、次の橋の手前で左へ。小渓を越え、広い空地を右に見てしばらく、左からの枝沢を渡り、本谷の堰堤を過ぎた辺りから河原へ降りる。男女7人ほどが入渓準備中。高齢リーダーが来て、先行するように声を掛けてくれる。感謝、先行。すぐに堰堤が現れ、右斜面の踏み跡をたどる。遡行中の難所には明瞭な踏み跡あり、容易に巻ける。2連の堰堤を過ぎ、しばらくでまた堰堤。ここから本格的な遡行。広く穏やかな渓相。待望の緑の淵が現れる。本沢の魅力は緑の淵と白い円やかな岩の美観。後続グループも離れ、安気に進んでいたら15m滝で男女4人が滝右側の岩場に取り付いている。ロープ使用で進行が遅く、待てず右の急斜面を大巻く。下降にやや難儀。15m滝から仙ノ谷との分岐辺りまでがハイライト。美しく印象的な滑滝が続く。へつったり、小さく巻いたり、無難に進む。仙ノ谷との分岐から先、渓相が一層穏やかになる。仏谷との分岐で進路に迷う。右の仏谷の方が広く明るく、そちらへ進みたい。左の本谷は狭く暗いがガイド本に従い左へ。4m滝は直登できそうだが右の土壁の踏み跡をたどる。また渓相が良くなるがすっかり穏やかな小渓になる。終盤の詰めの分岐で進路に迷うが西進。水流が少なくなり、登山靴に替える。やや急な斜面を詰め登り、尾根道に出る。ガイド本どおりの位置。北進、小ピークを越え、水沢峠に降り立つ。時間の余裕もあり物足りなくもあり、水沢岳に登ってみる。結構シビアな急登。痩せて急なザレ場の通過がこわい。ガスっていて余り展望できず。峠へ戻り、不明瞭な小渓沿いの道を下り、程なく渓流を渡るとダートな作業道に出る。道は荒れ果て、自然を無残に破壊。美渓遡行後のこの下山路が最大の欠点。左に沢を見下ろしながら下り、渓流を渡ってしばらくでジグザグにダート道を登り、谷を高巻くように西進。道標や目印はない。歩きくたびれたころ、 林道らしくなり、往路に戻る。車で去るころ、後続団体も帰着。⇒トップページへ |