母 栖 山
2008年11月9日(日)曇 8:55登山口→10:10山頂→11:35上ノ山→12:35登山口
昨日は雨、今日は寒々した曇天だが、宍粟50名山登頂を目指し、今日も宍粟の山へ。ネット情報で、
尾根伝いに周回できるコースに惹かれる。中国道:山崎ICから国道29号を北上、井ヶ瀬橋を渡ってすぐ右折、
関西電力山崎実験センターへの舗装道が山腹へ延びる。右に農家が見える地点で、広い路肩に駐車。
少し車道を登ると、ネット情報どおり山へ取り付く小坂道あり。お馴染み50名山登山口標柱とピンクテープあり、ホッ。
少し登ると、一面、山腹の紅葉が美しい。最近の冷え込みで、低山も紅葉を迎えている。陽射しのないのが残念。
尾根に出るまでのコース取りが難しいが、テープに導かれ、山腹を巻くように横に進む。金網フェンスにぶつかり、
急斜面を登り始める。程なく尾根はずれのピークに登り着く。鉄塔あり。この辺り自然林の趣が少し良い。
北側、先週登った宮山越し、花咲山、行者山、東山などの展望が広がる。植林中、アップダウンを繰り返し、
楽勝で山頂着。標柱と三角点がなければ、尾根の分岐点に過ぎない。道標に従い金鉱山跡へ。急な下りを経て
尾根突端に出る。切り立った断崖上、すぐ正面に険しい鉱山跡。一面の樹海、素晴らしい紅葉!
山腹の紅葉した山容も絵になる。本コース中のハイライト、必見。往復25分。山頂へ戻り、上ノ山の道標に従い北へ
植林の急斜面を下る。その後、中程度の登りを続け、鉄塔に出る。甲高い鳴き声、鹿3頭が草原を駆け抜ける。
鹿除けネット沿い、眼前のピークを目指す。西へ進路を変え、緩やかに下る。登り返し、鉄塔のある小ピークに出る。
鉄塔周辺は広く刈り払われ展望が良い。南側、本山の稜線越し、明神山、七種山を遠望。
北側、花咲山方面の展望が広がる。西側、この後登る宮山、水剣山、黒尾山方面を展望。紅葉も美しい。
すぐ先のピークが上ノ山。こちらの方が山頂らしい。南へ下り10分で池畔の道に出る。母栖の滝を見に行く。
短時間で滝上部に出るが、滝下にはさらに遊歩道を進む。垂直の岩壁のキレットを直線状に落ちる滝、
お勧めという程ではない。往復25分。ネット情報にヒルが多いとあったが、帰宅後、入浴時、数匹小ヒル発見!
センター内の車道を安気に下っていたら、高い厳重なゲートあり!インターホンで頼み、遠隔操作で開けてもらえる
ようだが、横着して、脇の機器箱などを足がかりによじ登り、飛び降りたが危険。休日閉鎖の掲示あり。
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尾根伝いに短時間で周回できる好展望の山 もすやま 654m 兵庫県宍粟市山崎町