鈍重な容姿だが、山頂部の岩場と展望が魅力の秀峰 くしろだけ 946m 三重県鈴鹿市

2011715日()晴 11:10水沢峠への分岐→12:25山頂13:20小社峠

入道ヶ岳からイワクラ尾根は、アップダウンのシビアな痩せ尾根だったが、水沢峠への分岐点から本山へは、
緩やかな起伏の穏やかな尾根、快調に進める。日差しが厳しく、樹林の中はましだが、陽ざらしの個所では暑い。
鎌ヶ岳に代わって、雨乞岳〜綿向山の連なりがよく見える。奇岩越しドーム状の入道ヶ岳、「入道」の名のとおり。
仏峠は気づかずに通過、狭い小岐須峠に着く。予想以上に快ペース。眼前、クジラ頭部のような鈍重な山容の本山。
短時間の急登で、平長な山頂部に出る。楽勝で登頂と思いきや、樹林中、平たん路が続き、山頂表示が現れない。
樹林帯を抜け、ザレた尾根の突端、鼻づらのように突き出た岩場あり。岩場伝いに突端に立てそうだが無理せず。
北西面の展望が大きく開ける。多数の山並みだが、この山域に馴染みがなく、山名同定できない。ここも山頂ではなく、
少し先、ようやく低灌木の中に三角点あり。眼前、白い岩場が広がる。縦走路は迂回すると思いきや、
岩場に向かって下り、登り進む。ザレた岩場、踏み跡をたどる。ペンキの矢印やテープがあるが、進路を失う。
登ろうとすると、ザラメのように足元が崩れる。下るのも危険そう。深入りすると、窮地に陥りそう。気を落ち着かせ、
周辺を見回す。左上へ戻るような方へ踏み跡あり。そちらへ進み、難なく岩場上を通過。地図に「犬返しの険」とある。
難所は抜けたものの、尾根上見えてきた仙ヶ岳の双耳峰は遠い。午後の日差しが厳しさを増し、ファイト喪失気味。
熱中症も心配。小社峠へ幾つかの鞍部を越えながら深く下り続け、遠く見えた仙ヶ岳が眼前大きくそびえる。
ようやく小社峠着。ここから小岐須渓谷へ下る弱気もよぎるが、気軽に来れる場所ではない。この機会を逃すことは
できない。水分・栄養補給したところで、人心地着き、最後のふんばり、仙ヶ岳への登りに向かう。⇒トップページ