富士展望の人気スポット、俗化した200名山 みつとうげやま 1785m 山梨県富士河口湖町

2009510日()晴 9:10浅間神社前→9:40母の白滝→11:25木無山11:40山頂→13:00三ツ峠登山口   

好天に恵まれた週末、昨日の山行疲れをおして連日の遠出山行。昨日は富士西方の毛無山、今日は北方の三ツ峠山へ。
関東では有名な富士展望の山、若かりし日に訪れたことがあり、余り惹かれないが、未踏の300名山:黒岳と併せて登ることに。
日曜のせいか昨日より車の少ない東名高速を快走、御殿場ICから東富士五湖道路を経て、河口湖北東の浅間神社駐車場着。
地区管理の多目的広場兼用の無料駐車場、参拝者以外駐車禁止とあり、参拝してから登山口へ。神社の雰囲気も良いが、
境内の杉などの古木が良い。境内を抜け、辺りを捜すと、登山口への案内板あり。川沿いに車道を進むと、民家前に出る。
私有地につき立入禁止とありとまどうが少し進むと登山口標示あり。民家脇を抜けると渓流沿いの山道になる。
程なく「母の白滝」が眼前に現れる。落差は低いが、横に広く、勢いよく流れる滝は見事!何枚も写真を撮り、登りにかかる。
急斜面に整備された階段を根気よく黙々登る。水流の勢いのよい渓流沿いの道、樹林や渓流の趣が良い。メインコースでないため
人がいないのも良い。中間点で暖傾斜になるが、総じて急登が続く。途中、2度、林道に出る。木無山手前の登路の疎林の趣が良い。
最後の急登をこなし、平坦な広い主尾根上に出ると、木無山の標示あり。尾根の途中という感じ。広い平坦路を進むと、山小屋が数軒あり、
ハイカーや行楽客でにぎやか。小屋前のテラス状地から眼前に最高点の開運山。南面の岩場にロッククライミングの人たちが見える。
草木のないすべりやすい斜面を登り、狭い山頂に立つ。立派な石碑と方位板あり。富士を眼前にするが、昨日、毛無山から
見事な富士を見たばかり。また、今日は空気がもやっており、スッキリと見えず、感慨なし。過去の記憶もよみがえらず。
眼下のテラス状地越し、これから向かう黒岳を望む。それなりに風格あり、時間的に間に合うか心配。
急ぎ最短の三ツ峠登山口側へ下る。山小屋のジープが通行する林道のような道、前半、趣に乏しいが、後半、樹林の趣が良くなる。
こちらも急傾斜で楽ではない。下り切ると、沢山の車。駐車スペースは十分にある。きれいなトイレもある。車道を下る。
蒸し暑く、喉がやたらと乾く。ペットボトル2本のうち1本分飲んでしまい案じていたが、車道沿いパイプで引いた山水を補給できる。
旧御坂トンネル入口の天下茶屋へ向かい車道歩き。⇒トップページ