峰 床 山

山上の別世界:高層湿原と自然林が魅力の山 みねとこやま 970m 京都市左京区

2008517日()晴 9:45坊村駐車場→11:00鎌倉山→12:15山頂→15:05駐車場

連休、先週末と用事続き、山行できず。今週末は心置きなく遠出山行。いつも渋滞気味の阪神高速:京都付近で
道路工事(5/24まで)のため大渋滞、1時間のロス。比良山に対面する白倉岳へ登る予定を、手前の本山へ変更。
坊村の葛川少年キャンプ場大駐車場に駐車。施設間の道路を少し北へ進むと、登山口道標あり。
川沿い少し進むと、谷・尾根コースの分岐道標あり。地図にある尾根コースへ。急傾斜を一頑張りで林道に出る。
対面する比良山の新緑が鮮やか。道路を横切り、植林と自然林の混合林の中、登り続ける。次第に暖傾斜となり、
平坦なブナ平着。この辺りから自然林の趣が良い。山頂手前、シャクナゲとイワカガミの群生、
あらかた散った後、残念。やや急な登りをこなし、鎌倉山頂着。展望はきかないが樹林の趣、雰囲気が良い。
道標がない上、疎林中、どこでも歩きやすいため、不明瞭な踏み跡をたどりながら時々磁石で進路確認。
不安ながら自然林の中、緩やかにうねるように尾根が続き、一人、自然の中に静かに浸る。途中、千年杉あり。
後半、進路を右へ変える地点あり、テープに注意。尾根歩きが長く感じられるが、山頂から45分でオグロ坂峠着。
この先、一般的なコース、道標も整備され、ハイカーとも会うようになる。峠の少し先から道標に従い本山へ。
楽勝で変哲のない狭い山頂に出る。昼食のハイカーでにぎやか。期待に反し、潅木に遮られ、展望は乏しい。
京都北山の山並みが見えるが、全く山名同定できない。八丁平を目指し、短時間でクラガリ谷入口に下る。
この谷コースを下るのが良いが、すぐ上に登ると、眼前、皆子山の展望が開ける。平坦な峰の連なり、特徴なし。
左方の秀麗な三角(蓬莱山?)を皆子山と誤認、後、ガイド本の写真で分かる。高台から南東尾根コースを進み、
八丁平の高層湿原へ。この辺りルートが錯綜、登山地図と道標を照合しながら進む。八丁平一帯、独特の雰囲気、
時計回りに大回り。北端辺り、新緑の樹林が絵になる。中村乗越から植林の急斜面をジグザグに下り、
伊賀谷右俣の渓流沿いに下る。期待に反し、趣は余りよくない。左俣と合流、本流沿い、林道をのんびり帰途に着く。
国道を歩いて駐車場へ戻るつもりが、安曇川沿い、キャンプ場へ散策路が延びている。途中、シャガの大群生!
ガイド本では、伊賀谷往復となっているが、趣の良い鎌倉山経由がお勧め。
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