三 室 山
短時間で比較的楽に登れる県第二の高峰 みむろやま 1358m 兵庫県宍粟市
2007年9月17日(月)曇→雨 9:30登山口→11:00山頂→12:10登山口
3連休最終日、天気好転の予報に遠出するがドンヨリ空。中国道:山崎ICから県道53号、72号と乗り継ぐ。
72号はちくさ高原へ左折、そのまま直進すると三室高原へ。広い登山口駐車場があるが、ガイド本にある
野外活動センター建物が見当たらない。林道を走り続けると、小広場着、駐車。中年男性ハイカー一人。
広場奥から渓流を渡るのかと勘違い。広場からさらに林道を登る。センター施設は今はなくなっている。
下に停めるよりこの小広場に停める方がよい。荒れた林道を10分登り、登山口着。山頂まで70分の表示。
途中2箇所ほど時間標示があるが、わが足より早い。「千種川支流・河内川源流」の標柱がコース目印。
雨になりそうで傘を手に進む。雨上がり、全山濡れそぼち湿気充満。激しく流れる渓流沿い、道にも水が流れる。
暗い渓流から離れ、植林帯の登りが続く。急な斜面だがジグザグ道でそれ程急には感じない。面白味はないが
柔らかい路面、不快ではない。山頂に近づきようやく自然林と見上げるような大岩が現れ、ハイライト部の始まり。
「達磨岩」とか名付けそうだが、名無しの大岩。左へ大岩を巻けるが、大岩の右脇をよじ登る。
苔むした岩と樹林の取り合わせ、自然のオブジェ。山頂までブナ林が続く。ロープで越える小難所あり。
背の高い笹が密生、ルート上は刈り払われ助かる。ぽっかり山頂に抜け出る。ガスに閉ざされ視界ゼロだが、
頭頂部だけ禿げたように露出、晴天であれば見晴らしが良さそう。風格のある三角点横にベンチ状の岩、
静けさに包まれ昼食をと座ろうとすると雨、たちまち本降りとなる。雨具を出すのを怠り、傘でごまかそうとするが
全身濡れネズミ、靴の中まで水浸し。下山後、雨が上がり、近くの空山へ行くか迷うが濡れた足元が不快、
出直すことに。車で少し下り、三室ノ滝を見物。滝つぼから跳ね上がる水しぶき、迫力あり、必見。⇒トップページへ