三 上 山

近江平野で目を惹く、均整のとれた秀麗な「近江富士」 みかみやま 432m 滋賀県野洲市

2011513日()晴 12:05森林センター→12:30登り口→12:50山頂→13:50山出前バス停→14:40JR野洲駅

関西の山のガイド本では必ずしも紹介されていないが、「関西百名山」に相応しい近江を代表する秀峰。予報どおり、
鏡山から下山後、晴天に。スポーツ施設など整備された広い希望ヶ丘公園から山麓の県立公園へ車道沿いに移動。
最初に現れる施設:森林センター内を進み、登山道標を見つける。山麓の自然公園内、遊歩道が分岐するが、
道標「奇岩から三上山」の方へ進む。道中、正三角の山容を仰ぐ。山麓を巻くように水平移動。いつになったら
登りになるのか不安になり始めたころ、登り口着。道標と案内板あり。ジグザグに登る一般道と直登の健脚道あり。
鍛練のため、ためらわず健脚道へ。外見通り急登が続くが、鍛えた我が足腰、大した苦もなく、短時間で登り切る。
登路、植林中、展望がなかったが、一気に遠景を見通す。しかし、大残念!黄砂のせいかもやっている。
眼下の田園風景もぼんやりとしか見えず、遠目は全くきかない。狭い鋭鋒上、小社あり、信仰の山の気配。
山頂の大岩にはしめ縄が張られ、立つことがはばかられる。すぐ下の岩場が展望台になっており、案内板もある。
金勝アルプス、比叡山方面の山並みが見えるようだ。下山路は、表参道と裏参道があり、急傾斜の表参道を下る。
岩場などあるが手すりなど整備され、古くから参道として歩き込まれている。割岩抜けに挑戦、リュックがつかえる。
やめかけて再挑戦。進退窮まりそうな不安を感じるが、案外と難なく抜けれる。妙見堂跡に下山、裏参道登山口へ
水平移動。天保義民碑あり。江戸時代、山麓に集結した農民による大規模な一揆の犠牲者を弔う小社あり。
本山は、御上神社奥宮。山麓の御上神社に寄る。国宝の本殿は、鎌倉時代のものとは信じられない立派さ。
ガイド本に従い、旧道を歩いて野洲駅へ。改めて真近から見上げる本山は優美。車利用の場合は、
森林センターと御上神社に無料で駐車可。トイレもある。裏参道から登り、表参道を下るのがお勧めか。⇒トップページ