摩耶山

月末の南アルプス山行に備え、久しぶりに六甲へ。トレーニングのためハードな尾根コースにする。
兵庫区の自宅から歩いて行ける菊水山を目指す。ジョギングコースにしている烏原貯水池を経て登山道へ。
458mの低山だが息をつけない急登が続く。途中から南方、淡路島方向の展望が開けるのが救い。
幸い梅雨から免れた週末、山頂は結構な人出。電波塔の展望台からの展望が素晴らしいがあいにくの曇天。
しばらく暖傾斜、一息つく。天王吊橋を渡ると鍋蓋への急登、菊水への登りと対照的に樹林の中、暗く陰気だが、
自然林の趣と山道らしい道、好きなコース。山頂から菊水山越しに淡路方向を展望。市が原まで緩やかな下り。
市が原の広河原、とても雰囲気が良くくつろげる休憩ポイント。本山への長い登りに備え、腹ごしらえ。
稲妻坂のジグザグの登りが正念場、学校林道との合流点まで長い。天狗道は予想より暖傾斜の好展望コース。
一旦下って山頂へ登り返すのがややシビア。山頂まで5時間、疲労困憊、限界！　アルプス山行では
重いリュックを背負って10時間以上歩く、こんなことでは情けない。掬星台はアジサイが見ごろ、
種類も多く、姿の良い花を探しながら写真を撮っているうちに疲労を忘れる。休憩と気分転換が大切。
オテル・ド・摩耶の駐車場からアゴニー坂へ進むところ、車道に出て大回りしてしまう。杣谷峠から左へ登ると、
長峰山の尾根コース。六甲の尾根の中では、趣、展望が良く人の少ないお勧めコース。山頂：天狗塚まで
小さなアップダウンを繰り返しながら登る。天狗塚は絶好の展望ポイント、あいにく薄ボンヤリの景色。
余力を残して駅着。所要8時間だがもう2時間は歩けそう。湿気をはらんだ蒸し暑い天気、陽射しのないのが幸い。
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