摩耶山

全国的に晴天に恵まれるが、土曜日の職場の駅伝大会、昨日の比良山行でいささか疲れ、手近な六甲山へ。
初ルートで摩耶山へ。地下鉄山手線：新神戸駅で下車。新幹線のりばの方へ進めば、地下道で駅正面に出れる。
地蔵谷入口までは通い慣れたメインルート。布引の滝を鑑賞し、布引貯水池へ。明治時代の石積みのダム、
青空をバックに美しい。国の重要文化財。地蔵谷道は、マイナールートらしくやや荒廃した感じだが、
道標は整備されている。市ヶ原側から摩耶山へ至る3ルート、メインの天狗道は明るくのびやかに開ける展望が魅力、
黒岩尾根は展望は今一だが人が少なく、樹林の趣が魅力。本コースは人気のない静けさとひんやりした涼しさが魅力。
ほとんど渓流沿いに谷を詰めて行くが何度か渓流を渡るのも面白い。全般に暖傾斜、他の2コースと比べ一番楽か。
谷を詰めたあたりで、道標は左へ黒岩尾根へ向うように指しているが、まっすぐ進めそうで、谷を詰めてみる。
道標はないが道はあり、ほどなくアドベンチャーコースに出る。右へ少し進むと天狗道に出る。道標をよく確認せず、
アドベンチャーコースと勘違い、天狗道を逆走。次々に人が登ってくるのでおかしいと思い、引き返す。
ほどなく山頂の電波施設前に出る。掬星（きくせい：満天の星を手ですくうの意）台から神戸市街と港の大展望。
最近、来客を車で案内して2度訪れているため、感動がない。名刹：天上寺跡の史蹟公園から表参道の上野道を下る。
意外と自然林が豊かに残り、趣が良い。やや急な傾斜をジグザグに下るが、歩きやすく、下って良し登って良しの道。
登ってくる人が結構いる。尾根道だが、暗い樹林の中、期待したほど展望は得られない。約1時間で山麓の住宅街へ。
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