2006611日()曇 10:45新神戸駅→13:10山頂→14:30新穂高山頂→16:15バス停

摩 耶  

曇天に昨日の山行疲れもあり、今日は家でゆっくりしようとHPの推敲などしていたら外が明るくなってくる。
思い立ったとき気軽に出向けるのが六甲山の良いところ。新神戸駅を東進後、線路上の橋を渡り、
川沿い住宅街の坂を登り続けるが登山口標示がなく、引き返す。石灯龍2基ある雷声寺参道入口から
住宅街の急坂を道なりに登り、境内へ。森閑の霊気の中、急な階段を登り切ると登山口道標、ホッ。
旧摩耶道、学校林道と中傾斜を黙々登る。自然林の趣が良い。登るにつれ暗い樹林を抜け、明るくなる。
振り返ると、神戸港と街並みの広がり。ボーイスカウトの少年たちが休憩中。空腹を抱えてもう少しと登り続け、
12時過ぎ天狗道に出、昼食休憩。六甲の銀座道、次々にハイカー通過。正念場の長い稜線歩き、心して進む。
もろい露岩の続く道、昔何度も通過した道を思い出す。明るく開けた岩場から展望が大きく開ける、
これぞ六甲の展望!緩やかなアップダウンを経て難なく山頂の電波塔前に出る。山頂探し、意外と難問。
山頂らしき高みの天狗岩大神の社辺りをウロウロ、社裏に発見!桜谷を下る。渓流沿い趣が良い。
徳川道に合流するまで長い下り。まだかまだかと気が急く。合流点は、開けた明るい渓谷、癒される。
小休止後、林道のような徳川道を進む。江戸時代、神戸港開港に併せ外国人居留地を迂回するためのバイパス。
「新穂高」を目指す。赤テープですぐに登山口は分かる。急登後、稜線に出ると、眼前、摩耶山の稜線の連なり。
露岩の多い痩せた稜線をテープ頼りに進み、30分でこじんまり開けた山頂に立つ。人の訪れない場所、自己満足。
下りは緩やかな笹原の稜線、足元が見えないが気持ちよく歩ける。登ってきた鋭鋒が見え、なるほど新穂高!?
徳川道へ下り切ると、こちらには小道標あり。所要50分。ヘトヘトに疲れ、最短で下山できる杣谷へ。
階段が整備され、疲れた足にはありがたくない。渓流沿い辛抱の下り。杣谷峠から1時間、開けた河原に出、
後は住宅街の急坂の下り。阪急六甲駅を目指すが途中からバス乗車。⇒トップページ

六甲の銀座道、渓谷、穴場の秀峰、徳川道と欲張りの山行 まやさん 698m 神戸市北区