的 場 山
低山ながら好展望の尾根歩きを満喫できる山 まとばやま 394m 兵庫県たつの市
2008年4月5日(土)晴 8:15龍野公園駐車場→10:00山頂→11:20亀山→12:30山頂→13:05駐車場
前夜、職場の歓迎会、帰宅が遅く、気の張る山行はパス。本山は「関西クルマで出かける山歩き」に紹介されており、
気になっていたが、低山で山行意欲が沸かず。龍野公園は、県下随一の桜の名所とあり、この機会に出掛ける。
久しぶりに第二神明を西進、スムーズに駐車場着。ちょうど桜祭初日、普段は無料の駐車場だが500円取られる。
年季の入った見事な桜を眺めながら、道標に従い龍野城へ向う。城郭が美しく復元整備されており、桜も一層美しい。
まだ人出の少ない中、ゆっくり鑑賞後、鶏籠山道標に従い、疎林の中、急傾斜をジグザグに登る。
山城跡らしくテラス状の空間が現れる。鶏籠山山頂は龍野城跡の石碑、疎林越し西方を覗けるが展望は良くない。
この先、両見峠まで進路やや不明瞭。峠で紅葉谷の良い道と合流、この先、近畿自然歩道の道標が整備されている。
再び急登。山頂手前の樹林の趣が良い。山頂に電波施設あり、車道から南方、播州平野の展望が大きく広がるが、
鉄塔や電線が視界を横切り残念。北側に亀山(城山、きのやま458m)を望む。自然歩道はそちらへ延びている。
道標に亀山まで5kmとあるが、案内板には城山城まで2.5kmとある。城山城は亀山にあった室町時代の山城。
赤松満祐が足利将軍を暗殺し立てこもった所。地元の人らしい気の好いご夫婦?に1間程度で行けると聞き、
すぐ下山するには物足りなくて足を延ばしてみる。アップダウンの尾根道は歩き応えあるが、南北の展望が開け、
気持ちよい。登山靴用厚地靴下を忘れ、スニーカーばき、急斜面はすべりやすい。いささかくたびれ、
引き返したくなってきたころ道標が現れ、根気よく進むと樹林中に城山城の掲示板。さらに登ると、亀山山頂着。
展望は良くないが満足感あり。道標に従い、山門の礎石を見に行く。室町時代の巨石が無造作にある。
往路を引き返すが展望が良いのでダレない。眼前、本山を望む。山頂へ戻り、野見宿禰神社側へ下る。
山頂下の車道と合流するところで、右へ下る道あり。道標はない。下山すると、花見客で一杯。童謡の小径を散策、
日山の三角点あり。所要30分、寄る値打ちあり。本山だけでは物足りない、本コースかたつの観光と併せるとよい。
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