又 川 谷 |
竜ヶ岳へ詰め登れる無難な沢、太尾の尾根もお勧め またがわだに 1099m 滋賀県東近江市 |
2019年6月1日(土)快晴 8:15竜ヶ岳登山口→9:25入渓→12:35出渓→13:20竜ヶ岳→14:40白谷越→16:10登山口(地図) |
今週末も好天に恵まれ、連続、鈴鹿の沢へ。先日、「鈴鹿の山と沢」全6巻購入。拾い読みしながら行き先を決める。古語録谷に惹かれたが険谷のよう。その北、又川谷へ。太尾の長い尾根にも惹かれる。国道421号から茶屋川沿いの林道へ。未舗装。ダートではないが狭く、水たまりが多い。駐車場が心配で、広場に駐車。折戸トンネル手前。竜ヶ岳登山口の道標あり。ここが焼野。林道をしばらく歩く。所々、釣師用の駐車場あり。焼野の先にも太尾の尾根に取り付けそうな個所あり。茶屋川は浅いが足を濡らさずの渡渉は無理。35分で又川谷出合。釣師用の入川口表示、下降路あり。広河原で沢靴に替える。石堆積の河原歩が続く。石ゴロゴロで歩きにくいが両岸の樹林の趣がとても良い。地図の黄色線で太尾の尾根へ登ると良さそう。45分後、河原歩きに嫌気がさしたころ、流れが分岐。白谷出合か。ようやく普通の渓谷らしくなる。石の模様が印象的。次第に渓相が険しくなり、不安ながら進む。断続的に小滝が現れるが、いずれも直登できる。簡単に巻ける所は巻く。気持ちよく遡行していたら、また石、倒木の堆積した河原状地になる。700m点手前で右側、大規模な崩落地を見上げる。二俣の右へ進み、詰めの登りへ。普通の渓流に戻る。沢の分岐では地図と磁石で確認、地図の桃色線へ進む予定が間違ったか。谷が狭くなり、段差を越えれるか心配したが無事登り進む。笹原の稜線が見え、ゴールが近い。細流になった所で出渓。低い笹の急斜面を登る。進路が正しければ山頂は右方。右斜め上へ登り切る。出会ったハイカーに聞くと、山頂は反対側。竜ヶ岳の北へ出るはずが南西に出ている。短時間で登頂。大勢のハイカー。笹原の大ドームの山頂から360度の大展望!対面の静ヶ岳が優美。軽食休憩後、石樽峠側へ。1075m点で太尾の尾根へ分岐。分岐の目印はなく、適当に西進すると、踏み跡あり。ピンクテープも現れる。低灌木中、進路不明瞭。見当で進む。白谷峠への急下降が始まる点で地図紛失に気付く。幸いテープが増え、踏み跡も明瞭になる。テープの誘導がないと、迷わず下降するのは困難。急斜面の下降が続く。峠へ下り切る手前で、草木のない急な白いザレ地を下降。誘導のロープと木枠に助けられ無事通過。峠には表示あり。峠から容易に又川へ下降できそう(地図の紫線)。登り返すと、770m点山頂表示あり。後は平坦路。趣の良い疎林が続く。尾根が明瞭になり、テープもあり、要所に道標もある。終盤、植林帯、伐採木搬出道まで現れ、風情がなくなる。右下に見える駐車場の方へ適当に下る。⇒トップページへ |