大阪・堺市在住の昨年、紀泉アルプスを東から西へ縦走、大福山を通過したが、すぐ北の本山へは足を延ばさず。
「関西日帰り山歩きベスト100」掲載の山、不全感が残る。全国的に寒波到来の予報、遠出を控え、本山へ。
阪神電車で尼崎から難波へ。南海本線の長い車中、読書。少しでも好天を期待、南方の山にしたが、寒風が厳しく、
一番の防寒の格好をしていても寒い。駅出発点から失敗。登山地図には、大河内池へ2コースあり。ガイド本では
西の道だが、東の道へ。東新池から高速高架下を通過するまでは良かったが、道なりに進むと、高速沿いになる。
小山を越えようと強引に登るが、下山路がなく、引き返す。進路を求め、枯れ沢沿いに進む。道がなくなり、ダートな
沢中を進むが進路を失う。強引に急斜面を登る。ブッシュがひどくなり、あえぐ。思いがけない難事。何とか登り切ると、
テープと細い道あり、助かる。地図の大河内池からの破線道に出たよう。ガイド本では、池から本山へ向かう谷道を
紹介(地図にはない)。しばらく進み、サンヒル阪南側からの良い道に合流。樹林の趣の良い道、気持ちよく進める。
紀泉の山々は最高でも標高500m弱だが、総じて自然林豊かで雰囲気が良い。道や道標も整備され、気の張らない
散策に向いている。が、今日は灌木林中でも寒風が吹き抜け、寒風から逃げるように進む。今年一番の寒気。
緩やかな起伏で程なく本山北展望台着。北面の展望が大きく開ける。関西空港越し我が神戸が薄く見える。
山頂は展望に乏しいが、一等三角点と丸太木のベンチあり、雰囲気は良い。すぐ南の大福山は、好展望の休憩場所。
前回、人が多かったが、だれもいない。山頂突端から北面の展望が開けるが、寒風が吹きつけ、退避。
樹海越し、和歌山市街を展望。続く籤法ヶ岳西・東峰も好展望の休憩場所。井関峠へ下り、東屋で休憩。地蔵山へ
緩やかに登り返すと、ドーム状の展望広場。和歌山市街の展望が開け、明るく開放的な雰囲気。この山域、
一番のお勧め場所。地図の「老樹茂る樹林の道」に惹かれ、四ツ池道を下る。暖傾斜の長い下り。所々、趣の良い
樹林。複数の池畔を過ぎ、車道に出る。道なりに住宅地を南下、JR線をくぐり、しばらく南下後、西進。
六十谷(むそた)駅が見えてくる。紀州路快速の本数が多いが、快速というほど速くはない。⇒トップページへ
豊かな自然林の中、気持ち良く散策できる紀泉アルプス まないたいしやま 420m 大阪府阪南市
2011年12月25日(日)曇×晴 9:20南海:箱作駅→10:45尾根道→11:30山頂→12:15井関峠→12:50地蔵山展望広場
→14:00四ツ池道登山口→14:20JR六十谷駅