槇 尾 山
2010年6月12日(土)晴 13:55千本杉峠→14:50山頂→15:35五ツ辻→15:55林道→16:45側川バス停
和泉葛城山からの縦走のゴール目指し、踏ん張る。風情の乏しい尾根歩きに消耗していたが千本杉峠を境に一転、
趣の良い自然林になる。十五丁石地蔵まで暖傾斜の気持ちよいコース。地蔵からしばらく進むと、眼前に
岩湧山から編笠山へのびやかな曲線を見る。五ツ辻への分岐の少し先で小道標に従い、巻き道からはずれ、
痩せ尾根に取り付く。狭い山頂は樹林中、展望はない。アマチュア無線の人が陣取っている。山頂標示の小板に
捨身ヶ岳とある。急斜面を下ると、いきなり痩せた岩稜に出る。慎重に渡ると、ロッククライミングの人がいる。
岩稜のピークから素晴らしい展望! 東方、岩湧山から一徳防山への稜線が長く延びる。その後方、
金剛山脈のシルエットが長く展開。西方、和泉山脈の山並みが絵になる。遠目のきく天気なら最高だろう。
五ツ辻分岐まで引き返し、急ぎ足で下山。五ツ辻で、小道標に従い、主コースの反対側、清水の滝へ下る。
地図に危険マークが付されている。ワイルドな小渓谷の急斜面、張り渡されたロープ頼りに必死で下る。
滝はまあまあ。険しい渓谷をロープ頼りにトラバース。渓谷の趣は良い。渓谷から抜け出し、林道終点に出、ホッ。
長い林道歩きがしんどいが、側川渓の趣が良いのが救い。ようやく側川の集落を抜け、立派な車道を進む。
どうも道の様子が変、引き返し、行き逢った人に聞く。地図にない立派な道を国道480号と勘違い。まぎらわしい。
マイカーを見つけホッ。葛城山〜槇尾山の縦走はお勧めできない。両山、別々に登るのが良い。⇒トップページへ