草津白根山
山頂を踏めずさわりに触れただけの百名山 くさつしらねさん 2171m 群馬県吾妻郡嬬恋村
2021718日()晴 11:15石津鉱山跡→12;55山上遊歩道始点→13:55展望所→14:30遊歩道始点15:40鉱山跡地図 
四阿山から下山後、カーナビ任せで県道182号、国道144号、パノラマラインと気持ちの良い山麓道を走り、石津鉱山跡へ。予想外に走りやすい道。車道終点に数台駐車。出発準備中の若い男女の車の後に停める。複数の登山コースがあるが噴火警戒規制のためか、ネット情報では本コースしか出てこない。登山口に入山禁止の掲示。しばらく平坦な林道歩き後、山道になる。すぐ後から来る男女の談笑が耳障り。先を譲るつもりが山道に入ると声が聞こえなくなる。下山者数人と遇う。午後の一番暑い時間の登りはシビア。幸い前半暖傾斜。カラマツ台Aまでが長い。表示はないがそれらしい展望地に出る。もやってスッキリと見えない。雰囲気の良い樹林中、次第に急登になりバテ気味。急に樹林帯を抜け、砂礫帯になる。陽ざらしだが山上が近く元気が湧く。沿道、コマクサが彩る。これ程沢山は初めて。暑さでやつれて見え、撮影意欲が湧かない。山上遊歩道Bに出るが道標がなく進路に迷う。ネット情報では皆、左の高みC(写真)に向かっているが(後で遊歩道最高点と分かる)、最高点Dへ向う。浅いすり鉢状地沿いの道を進む(写真)。遊歩道もコマクサが彩る。遊歩道終点から最高点方向へジグザグに道が延びているが進路ミス。北へ向い下降してしまい戻る。登り直す元気がなく、往路を引き返し展望所Eへ。鏡池が見れると期待したが見えず。本山北面が少し見え、本山全容を知るには一日をかけないと無理。今回はほんのさわり。鏡池方向へ進んでみるが樹木に遮られ見えず。武田氏「百名山」に本山の魅力は複数の火山湖の織り成す景観とあったので残念。規制でハイカーが来ないためか遊歩道もブッシュで覆われ始めている。C点へ向かう元気も時間もなく、下山を急ぐ。四阿山と合わせ10時間の山行。70歳の身には無理がある。幸い下りやすいコース、バテながらも快速で下り切る。汗だくで入浴を最優先。明日の浅間隠山登山口へ向かう途中、幸い北軽井沢の旅館で入浴できる。⇒トップページ