黒 岩 谷
堰堤が多く興を損なうが比較的簡単に登れる谷 くろいわだに 神戸市東灘区
2008年1月1日(火)晴 8:20阪急岡本駅→10:05黒五山→11:35谷入口→12:20車道→13:25バス停
今年の初山行、遠出を控え六甲の未踏コースへ。石楠花谷西尾根か黒岩谷か電車を降りるまで迷う。
六甲のめぼしい谷は遡行し、残る本谷へ。ガイド本に震災の傷と堰堤工事で通れないとあり見送っていた。
未踏の金鳥山経由で住吉道へ。岡本駅から石柱に導かれ、高級住宅を鑑賞しながら保久良神社へ。
地元では有名なようで初詣の人が多い。長い坂を上ると、立派な社殿。市街の展望が良く、久しぶりの青空の下、
登るにつれ一層展望が良くなり、元旦に相応しく気持ち晴れやか。道は広く整備され、樹林の趣きも良い。
人気コースかハイカーも多い。寒気が厳しい。金鳥山頂を確認しないまま風吹岩への分岐着。森林管理道へ。
人気がない暗い植林帯を水平にウネウネ進む。七兵衛山に寄り、展望を楽しむ。打越峠から未踏の黒五山へ。
入口にテープあり道も明瞭。潅木林の中、展望はないが雰囲気は良い。渓流の音に心静ませながら住吉道を進む。
地図に西お多福山への分岐点から渓流沿、破線が延びている。このルートを探すがテープも踏み跡も見当たらず。
あきらめ未踏の谷西側を高巻く森林管理道へ。山腹をウネウネ、登りも結構シビアだが雰囲気は悪くない。
展望が時々開け、対面の冬枯れの山肌が美しい。V字の谷越し、朝日に輝く海。
谷東側を高巻く住吉道より面白い。本庄橋跡を見て土樋割峠へ林道を穏やかな渓流沿いに進む。
林道がカーブする地点が谷入口。渓流沿い岩が散在、良い休憩ポイント。直ぐ先の小堰堤を越え、本谷へ。
垂直の岩壁が現れる。この辺りまだ風情があるが中間部は堰堤工事で荒廃、残念。短い谷に次々に堰堤。
巻き道はすぐに分かり、迷う恐れは少ない。五つ目あたりの堰堤前で工事中につき立入禁止の掲示とロープ。
テープと道は左へ延びており、そちらへ進むのが正解のところ、強引に工事中の堰堤の方へ直進。
工事現場にも親切なハイカー誘導の標識あり。さらに進むと、作業員用の道標と明瞭な道があり、
あっさりと山上車道、鳥居茶屋あたりに出る。どうやら「おこもり谷」へ進んだようだ。一軒茶屋の方へ進むと、
笹薮にテープと山道入口。これが目標のルートか、住吉道を有馬温泉へ下る予定を変更、このルートを下ってみる。
明瞭な道とテープに導かれどんどん下ると、やはり立入禁止掲示のあった地点に出、納得。
おとなしく引き返し、土樋割峠からバス停:東お多福山登山口へ下る。幸い1時間に2本のバスがほどなく来る。
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