休火山外輪山の優美な日本200名山 くろひめやま 2053m 長野県信濃町 
201482日()曇×雷雨 5:40大橋登山口→7:15新道分岐→8:50しらたま平→9:35山頂→10:45黒姫乗越→12:10峰ノ大池分岐→13:45新道分岐→15:10大橋登山口 
天候不順の予報、ハードな高妻山〜戸隠山登山を明日にし、本山へ。昨夕から戸隠キャンプ場ログキャビン3連泊。当初、テント泊の予定。雨天が心配で割高だがログキャビン(新しい丸太小屋)泊にする。小屋のすぐ横に駐車でき、照明、コンセント、マットレス、テーブル、イスがあり、居心地良好。予想どおりファミリーが多く、嬌声が絶えない。4:00起床、カップめんの朝食後、短時間で登山口へ。3台位しか駐車できないが先行車なし(少し手前にも駐車場あり)。雰囲気の良い自然林の笹原中、平坦路を進む。黄ツリフネソウが群生。地味な花、これ程の群生は初めて。雨乞いの種池へ寄り道。池畔にしめ縄、神聖な雰囲気。早朝の爽やかな空気の中、気分も爽やか、散策気分で進み、大きな古池に出る。池越し本山が優美。自然林中、緩やかに登り切り、大橋林道からの道と合流。しばらく暖傾斜、しなの木を見て、急登が続く。振り返ると、戸隠の岩壁がガスの切れ間に見える。眼前、姿の良い御巣鷹山。ガスたちこめる中、晴れることを祈念し登り続ける。樹林帯を抜け出、遮るもののないしらたま平着。残念、視界0。ガスが切れ、眼前、山頂、飯綱山が大きい。短時間の登りで登頂、展望が良さそうだが視界0。ハイカー数人。黒姫乗越へ外輪山の尾根を進む。コメツガの森とあるが、コメツガより松の木が目立って多い。松が根を張る岩稜、歩きにくいが雰囲気は悪くない。難渋、ようやく乗越着。反対から登ってきた高齢男性と言葉を交わす。早朝、埼玉を出、日帰り。北信5山(高妻、戸隠、黒姫、飯綱、斑尾山)、本山で全登頂とのこと。七ツ池まで同行。七ツ池一帯、別天地。ワタスゲ咲く広い湿原、小池が点在。本山へ登る男性と別れ、峰ノ大池へ。少し歩くと池畔に出る。大味な雰囲気。西登山道を経て大きく周回するつもりだったが、大岩ゴロゴロの歩きにくい道とある。展望への未練も強く、山頂部へ登り返す。途中、まさかのコースアウト、後続の女性に先を越される。山頂下の稜線に出ると、雨。仕方ない気分で雨具着用、トボトボ淡々、往路を下山。行きよりハイカーが多い。雷鳴がとどろき、途中、大人に引率された子供のグループが避難中。しなの木まで下り、一息。雨具もしまう。往路を戻る。晴れてきて、古池から戸隠山、本山を望めたのが救い。下山後、戸隠神社中社の奥にある神告温泉へ。入浴後、名物
戸隠そばの夕食。戸隠の土産物屋、飲食店は夕5時に閉店。県道沿いの小洒落たレストラン(スパゲッティ、ピザ、ケーキなどあり)も夕6時まで。食品等、現地調達は難しい。週末のキャンプ場はファミリーで満員だが、夕方〜雷雨。⇒トップページ