ク レ ン 谷 |
直登できる小滝が多いが倒木が風情を損なっている沢 922m 大阪府河内長野市 |
2019年9月29日(日)曇×晴 8:35駐車場→9:35入渓→11:45出渓→12:25尾根上→13:00南葛城山頂→14:00ノゾキ平→14:50中ノ茶屋橋→15:25駐車場(地図) |
すっきりしない天気予報だがそれ程悪化しないと予想。最近、金剛山系へ出向いており、「近畿の山 日帰り沢登り」紹介の未踏の本谷へ。阪和道:堺ICで降り、県道61号へ。片側2車線から1車線に、しまいに未舗装の狭い山道になる。滝畑ダムへは別ルートで入る方が良い。ダム湖南のレストハウス有料駐車場に駐車。きれいなトイレあり。新関屋橋向い。すぐ近くの上山谷にするか迷うが、好天の予感にシャワークライムのあるという本谷へ。トイレ脇に岩湧山登山口の道標。少し登ると、林道に出る。平坦な林道をしばらく進むと、千石谷がすぐ下に見える。苔むした渋い雰囲気。小橋で渓流を渡る所が本谷出合。少し先に浄水場があり、目印になる。橋から楽に下降。苔むした岩ゴロゴロ。渋いが陰気。今一つ気が乗らず、最後まで気乗りせず。小谷でややヤブっぽい。全般に倒木が多く、風情を損なっている。小滝が連続、ほとんど直登できるが快適という程ではない。渓谷美や美瀑はなく、結局写真も撮らず。中間点で3段滝、左右から小さく巻ける。どちらも取付いてみる。勇気を出せば突破できそうだが、歳を取ると覇気がなくなり、大巻くことに。かなり戻れば無難に巻く踏み跡があったようだが、左の急傾斜の土壁を這い登る。立木が少なく、ずり落ちないか不安。はずみをつけ立木へしがみついたら、右脇腹を打ち、肋骨を痛める。ヘトヘトで這い登り、踏み跡に出る。息が切れ平常心に戻らない。幸い下降は容易。息が上がったまま、小滝をこなしていく。終盤の3段滝、2段は直登。3段目は木枝頼りに腕力で巻く。小滝が2、3続くが水流が細くなる。登山靴に履き替え、ガレた涸れ沢を詰め登る。ヤブっぽくなった所で左の急斜面へ。立木頼りによじ登る。痩せた小尾根に出、登り詰めると、尾根道に出る。南葛城山まで行ってみる。小道標に導かれ笹中、明瞭な道を進む。一本杉との分岐道標を見て、すぐに登頂かと思いきや進路不明になる。三角点への道標に従い、進んでみるが、三角点は見当たらない。逆方向は、道が高い笹薮に覆われ、ヤブこぎしないと進めない。南葛城山の道標がなくなったのも解せない。引き返し、ノゾキ平へ。この辺り、進路が分かりにくい。テープと小道標はあるが、地図と磁石持参が良い。ノゾキ平から千石谷へ下れるが、中ノ茶屋橋側へ下ってみる。急な下りがなく、楽な下降路。車道から光滝は見えず。稚児滝は水流なし。河原は行楽客の嬌声とバーベキューの匂い。至る所、駐車禁止、有料駐車場の掲示。戻ると、ワイパーに請求書、店の人に1000円払うと、飲み物ボトル1本くれる。⇒トップページへ |