あえて降雪の日にチャレンジした湖北の低山 くれかれのみね 531m 滋賀県木之本町
全国的に寒波到来、湖北は降雪の予報。久しぶりの山行、思いっきり雪山気分を味わいたく、降雪承知で出発。
神戸駅発6:54の直通新快速乗車。通勤ラッシュを避け、先頭車両乗車。湖北は予報どおり降雪。雪景色がきれい。
ガラ空きになった車中で、防雪・防寒の身ごしらえ。駅前から相当の積雪だが、意外と穏やか、余り寒くない。西進、
小学校沿いに進み、小橋を渡り、高校のグランド沿いに進む。厚着から着替え、スノーシュー着用。踏み跡のない
新雪上を進む。左に緑のタンクが見え、登山口道標あり。一面雪だが、浅い溝状の夏道跡をたどれる。やや急登が
続き、汗をかく。寒さは感じない。尾根上に出、少し先で393m地点の小表示と三角点あり。暖傾斜となる。主尾根上、
夏道の轍が不明瞭。道中、道標、テープがほとんどなく、数か所進路に迷う。磁石で方位を確認しながら慎重に進む。
ドーム状の地点で尾根が二分、左へ。後で地図を見ると、ここが山頂だったよう。その先でも進路に迷う。そこが
田上山への分岐だったよう。雪が降りしきる中、雪化粧の樹林中を進む。展望はない。昼食も立ったまま。
道標もテープもなく磁石を見ながら不安げに進んでいると、調査用のテープが続くようになる。山頂はまだかまだかと
進んでいると、ようやく道標が現れる。何と管山寺への分岐点。山頂に気づかず通過、苦笑。安心もする。急斜面を
下り続けると、急こう配の屋根が見える。鐘楼と本殿前に降り立つ。雪が降りしきり、雪深く、風情を味わうゆとりなし。
池畔を進むと、近江天満宮か。補修中、見ずに往路を戻る。肝心のケヤキ大木のある山門が見当たらず。見当で進み、
発見!山門は小さいが風格のケヤキ!ここを見ないと、本山に来た値打ちがない。急斜面を登り、尾根上へ
戻る。この登降が一番きつかった。坂口への下山路は明瞭、雪化粧の樹林のトンネルを進む。やや急だが
歩きやすい道を快調で下り切る。樹林越し余呉湖の方が見えるようだが、降雪に視界を閉ざされている。下り切り、
高速道下の過ぎ、鳥居をくぐり、国道に出る。吹き付ける雪で白くなりながら余呉駅へ。1時間1本の直通新快速の
待ち時間が長いが、濡れた装備をしまったりして時間が過ぎる。雪景色、雪山を堪能できた一日。⇒トップページへ
2012年1月26日(水)雪 9:45JR木之本駅→10:15登山口→10:55393m地点→12:35管山寺分岐→12:45管山寺
→13:20管山寺分岐→13:50登山口→14:25JR余呉駅