倉 谷 |
前半、荒廃しているが、後半から終盤までが良い秀渓 くらたに 1103m 兵庫県朝来市 |
2011年8月16日(火)曇×晴 7:55駐車場所→8:15谷入口→9:00二ノ滝→9:45林道→10:30尾根→10:50段ヶ峰山頂→11:30千町峠→12:45駐車場所 |
2019年8月11日(日)晴 7:40駐車場所→8:40入渓→9:05二ノ滝→10:00林道→11:10尾根→11:15段ヶ峰山頂→11:50千町峠→13:45駐車場所(地図) |
最近遠出する元気が湧かず、六甲山で我慢していたが、晴天の3連休、お盆の渋滞を避け、県内の沢へ。幸い渋滞はなく、播但道:生野ICで降り、県道を西進、栃原集落内の道を倉谷川沿いに走る。集落を過ぎると道が悪くなる。道が分岐、右へ急カーブする地点で直進。フトウガ峰へ突き上げる沢に架かる小橋を渡ると空地があるが、橋前の路面が荒れており、急カーブ手前の路肩に駐車。倉谷と旗谷の出合で林道も分岐。左は旗谷沿いの道。右へ。林道は荒れており、崩落個所もある。川も土石が堆積、荒れている。駐車点から25分で一ノ滝。滝落ち口に不動の絵。右の岩場から登れそうだが、その右のガレ場を登る。滝下の建物裏から参拝道がある。立岩に描かれた不動の絵は素朴で良い。沢は土石が堆積、少しマシになった所で入渓。しばらく進むと雰囲気の良い滑床になるがまた土石の堆積。一ノ滝から1時間で二ノ滝30m。急な階段状の岩場の滝。右の方が陽陰で立木もあるが無難に左から登る。途中まで土壁を登るが岩壁にぶつかる。意を決し、岩場を必死でよじ登る。足がかりがあるが高度感で怖い。その先に現れる滝はすべて無難にこなせる。二ノ滝から先は荒廃も目立たず、渓相が良くなる。高度775m辺りで二俣。右が本流だが、ガイド本に従い入口に小滝のある左へ。小滝が連続、面白い。程なく林道を横切る。隧道に入るのが難しく、右へ移動、林道へ上がり、沢へ戻る。この先、細流になり、穏やかな渓相。自然林とマッチ、雰囲気が良い。終盤の良さが本谷の良さ。水流がなくなった所で低い笹の急斜面を登る。短時間で登り切り尾根上に出る。沢を登り詰め、一気に大空間に出る点も良い。陽ざらしの高原だが風があるのが救い。周囲の山並みの展望も良い。千町峠へ緩やかに下る。樹林の趣が良い。山荘のある峠に降り立ち、車道を東へ少し進むと、黄色い水タンクあり。その向かいのヤブの切れ目が旗谷沿いの下降路入口。道標はない。踏み跡不明瞭、ヤブ中、踏み跡らしきを探しながら進む。暖傾斜でジグを切りながら下降。旗谷を遡下降する手もあるが、上から見下ろす谷は荒れて雑然とした感じ。後半は暖傾斜の植林中を適当に進む。何度か渡渉するが靴を濡らさず渡渉できる。広い林道に出、しばらくで元の道へ戻る。この下降路は勧められず、千町峠から車道を東進、道が北へ転じる地点から尾根を下り、倉谷と旗谷出合に出る方法が考えられる。⇒トップページへ |