国見山

禅師山に時間を要し、南山にするか迷うが好天を頼り、本大周回コースへ。カーナビ任せ、短時間で
県立国見の森公園駐車場着。好天の3連休、満車に近い。家族連れでにぎやか。駐車場近くに
ハイキングコース案内板と登山口標柱あり。鹿よけゲートを開き、遊歩道へ。道中、道標とベンチが整備されている。
よく手入れされた樹林の中、歩きやすい遊歩道を進む。ミニモノレールで山上へ上がれるせいか、ハイカーは少ない。
急な登りでは木段が伸びる。小1時間で山頂着。木製のしゃれた大展望台あり。前方、遮る物がない大展望！
山名に相応しい。山崎の盆地を眼下に昨日登った高取山と先ほど登った禅師山がよく見える。
明神山の尖りも確認できる。小石柱と50名山標柱あり。北へ遊歩道を急ぐ。縦横に遊歩道が走り、道標もあるが、
園内地図を持たないので、尾根をはずさないようオリエンテーリングのように進む。遊歩道北端の鞍部で、
谷筋を南下する遊歩道と別れ、山の斜面に取り付く。道標はないが50名山用ピンクテープと思しきテープが頼り。
倒木がひどく、テープに導かれ尾根上に出る。踏み跡が現れホッとするが、入山禁止の標示とロープに気持ちが怯む。
しばらく進むと遊歩道と合流、ホッ。牧山（標高505m）への小道標も現れ、テープも続く。雑林の趣きも悪くないが、
時間的な焦りとアプウダウンの繰り返しに気持ちのゆとりがない。途中、461m、509mピークの小標示があるが
柏原城址には気付かず。予想以上に行程がはかどらず、骨の折れる縦走、夕暮れまでに下山できるか焦る。
最後の小ピークを越えると、牧山まで暖傾斜、一帯の樹林の趣きも良い。長い山頂部を進み、倒木をまたぎ、迂回し、
立派な三角点着。樹林と倒木中、視界はきかないが雰囲気は悪くない。少し戻ると、幸い下山路道標とテープあり。
東へ伸びる長い尾根、総じて急斜面、木枝を掴みながらハイピッチで下る。所々テープが見当たらなくなり、不安。
無事、駐車場近くに出る。鹿よけゲートを開け、小川を渡り、階段を登り、駐車場着。駐車場から山側を見ると、
小道標に気付く。ただ、逆コースは登りが急傾斜で勧められない。時間のゆとりを持って進めば良い周回コース。
本山への登りでは季節はずれの蛇が枯葉上を先行、牧山手前のピークでは黒猪が横をドドドと駆け抜け、ビックリ。
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