雲 取 山

小渓流と灌木林の趣が良いがスケールが小さい京都の名峰 くもとりやま 911m 京都市左京区

20111125日()晴×曇 9:45駐車場→10:15寺山峠10:40雲取峠→10:55山頂→11:45二ノ谷出合→12:35小学校跡          

先日来、急に寒気が強まる。沢登りのテンションが萎え、低山歩きの意欲が戻る。早くに計画しながら登らずにきた
京都北山の名峰、関西百名山を目指す。名神:京都南ICから京都市街を縦断、渋滞で時間ロス。県道38号を北上、
つづら折れ道連続の花背峠を越え、花背別所町着。駐車できる路肩が少なく、広い空き地に駐車。駐車料300円だが
無人。旧花背小正門前の道が登山口。道標はないが、旧校舎はすぐに分かる。左にスキー場跡を見て林道を進む。
植林帯入口に「1」の木札あり。これが登山道標。山頂まで連番で続く。所々小道標あり。短時間の急登で寺山峠着。
下り5分で一ノ谷の渓流に出る。穏やかな小川沿いに進むと、地図にない立派な山荘が現れる。沢を詰めるように登り、
雲取峠に出る。雰囲気の良い自然林の灌木帯を登る。短時間で難なく登頂。展望はなく、変哲ないが、雰囲気は
悪くない。高齢男性一人。陽射しが弱く、寒風が吹く。雨具をはおり、手袋、耳当て着用。三ノ谷への道標はあるが、
二ノ谷下山口はテープのみ。磁石で方位を確認、急斜面を下る。灌木林の雰囲気が良い。ダートな枯れ沢を
下ると、モダンな立命大の小屋に出る。トイレあり。小屋の裏手に伸びる渓流と灌木林がとても美しく心和む。
本山行中のベストポイント。一帯の雰囲気が良く、ベンチで軽食休憩。二ノ谷を下り切るまで、趣の良い小渓流が続く。
渡渉を繰り返すが、靴を濡らす程ではない。一ノ谷との出合で林道に出る。一ノ谷の渓流沿い、寺山峠へ向け周回。
変哲ない渓流、渡渉点に丸太木が渡してあるが、石伝いに渡る方が早い。程なく寺山峠への登り口着。往路を戻る。
期待が大きかっただけに、スケールが小さく、物足りない。⇒トップページ