春の花々に彩られた静かな尾根道を歩き通す こんぴらやま 573m 京都市左京区

2008420日()晴 10:30トドキ池登山口→11:10瓢箪崩山→13:00山頂→14:10焼杉山→15:05大原バス停

車で遠出山行したかったが、まぶたにデキモノ、昨日は山行を中止、通院。用心して車の運転は控える。
6:00起床だが、出発に手間取った上、JR快速が遅く、地下鉄「国際会館」下車9:30。
三宅八幡宮北の登山口を探し、住宅街をウロウロ。あきらめてトドキ池の登山口へ。地元の人5人に訊ね、見つける。
地図では西願寺前を進むが、寺で行止り。一本南の道から入る。道入口に飲料水自販機あり。すっかり手間どる。
池前からすぐに山道の登りとなる。雑林だが趣は悪くない。落ち着いた静けさが良い。樹間から新緑の比叡山。
じきに暖傾斜となり、主尾根に出、三宅八幡宮北からの道と合流。程なく楽勝で瓢箪崩山着。展望はなく地味だが
雰囲気は悪くない。樹間から比叡山から横高山への連なりを覗く。寒谷峠へ急傾斜の下り。短時間で降り立つ。
道標に従い、江文(えぶみ)峠へ。緩やかな起伏の雑林の尾根道、とりとめないことを思いながら進む。
展望は得られないが、一箇所、眼前に本山の男性的な山容を望む。大きく高い、エッ!あれに登るのか。
車のよく通る峠から鳥居をくぐり、石段の道を進む。信心深い庶民により歩き込まれた道、年月を感じさせる。
椿の群生が続き、山道を彩る。落花無残。山頂下の琴平新宮社もよく手入れされ雰囲気良い。
急傾斜を登り切ると、小社。山頂標示を求め、痩せ尾根を進み、眼前のピークを目指す。途中の岩場から
眼下に大原の里、小野山から梶山の連なり。反対側に天ヶ岳方面の山並みが広がるが潅木に遮られ残念。
痩せ尾根をめずらしい白ツツジが彩る。三角点を確認、往路を引き返す。この辺り、巻き道もあるようで、
行きの小社を通らず。大原への道標に従い北へ進む。この先、道がやや不明瞭。無事、翆薫(すいたい)山着。
さらに進み、寂光院道に合流。幸い時間の余裕あり、焼杉山へ向う。少し登ると、手製小道標あり。登路は明瞭。
やや急な登り後、暖傾斜に。進路を東へ転じ、山頂へ登り続け、予想より楽勝で登頂。樹間から北方の山並みが
少し見える程度。手製道標に従い、大原中学の方へ下る。急斜面を下ると、古知谷へのルートと分岐。
下山路はやや不明瞭だが、テープが多い。雑林中、展望なく、味気ない気分でいたら、白いイワカガミ発見!
帰宅後調べたらイワウチワ。小ピークを2つ越え、電波塔に出る。この先、植林の中、明瞭な道を下り、
寂光院への道に降り、観光客の行列に遭う。山行中、樹間に山ツツジの薄紫が散り、所々白いコブシが目を引く。
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