金 剛 

大阪府最高峰から整備されたダイヤモンドトレールをたどる こんごうさん 1125m 大阪府河内長野市

201052日()快晴 8:15登山口バス停→9:30葛木神社(山頂)10:35中葛城山→11:15千早峠
           →12:10
松尾峠→13:20紀見峠→13:55紀見峠駅
  

先日、葛城山から金剛山まで縦走、今回は金剛山から紀見峠まで縦走。河内長野から登山口へのバス便は多い。
バスは高齢ハイカーで満員。バス停から皆車道を下り、谷筋のコースへ向かい、千早城跡経由の人は少ない。
急な石段を避けるためか。楠木正成が籠城、鎌倉幕府軍と戦ったことで有名な千早城跡は、神社として整備され、
山城の面影はない。神社脇から登山道へ。新婚当時、山登り経験のない妻を連れて登ったメインコース:千早本道。
おびただしいハイカーの往来で踏み固められた急傾斜の道はすべりやすく、妻にシビアな思いをさせたが、
今は山頂まで木段の広い道が整備され、全く一新されており感心。木の手すりまで整備され、遊歩道並み。
登頂回数の記録挑戦者が多い金剛山らしく、早朝登山の人たちが空身で次々と降りてくる。短時間で登頂すべく
休まず登り続ける。樹林中、展望はなく、一本調子の急登が続く。1時間で山頂部着。登頂回数記録の大掲示板が
100回単位で並んでいる。神社階段脇の石柱に夫婦連名で5500回登頂記念と刻まれており驚嘆!
前回、表参道から登頂、ブナ林を見れなかったが、神社裏側から裏参道側へ進むと、ブナ林に出る。
思いがけずカタクリの小群生に出会う。眼前に葛城山。山頂神社に参拝後、縦走路:ダイヤモンドトレールへ。
山頂部は展望に乏しいが、平坦路を少し進むと、立派な展望台あり、素晴らしい展望。東方、奈良の山並み、
西方、岩湧山方面の山並み、南方、大峰の山並みまで遠望。伏見峠から小刻みなアップダウンを繰り返し、
片側植林、片側笹原の中葛城山着。尾根道の途中という感じだが明るく気持ちの良い雰囲気。この先しばらく
東〜南方、奈良、和歌山方面、紀ノ川沿いの平野と山並みの景色が展開、本コース中のハイライト!
後は総じて手入れされた植林帯中、ダイヤモンドトレールとして整備された歩きやすい平坦路、単調な歩きが続く。
道標、ベンチなども整備されている。金剛山頂付近は人が多いが、このロングコースを縦走する人は少ない。
道中、総じて緩やかな起伏だが、千早峠への急な下降と登り返しがややシビア。地図では所要7時間くらいだが、
先を急ぎ早いペースで進み、紀見峠の車道に出る。峠表示板のある所から住宅地を道なりに進むが、
ウネウネ駅まで意外と遠い。所々駅への道標があり、迷う恐れは少ない。⇒トップページ