古 光 山

一見穏やかそうだが急峻な登降に難渋する手ごわい山 こごやま 952m 奈良県曽爾村

2010126日()快晴 10:15長尾峠→10:50後古光山→11:25山頂→12:15後古光山→13:00曽爾高原駐車場

亀山峠から倶留尊(くろそ)山往復後、長尾峠から古光山往復へ。峠には数台の車。これから出発の高齢男女3人。
暗い植林中、木段を登る。一旦暖傾斜となり、樹林帯の切れ間の日当たりの良い草原で軽食休憩。
眼前、冬枯れの樹林越し、風格のある山並みがゆったり展開。帰宅後、ガイド本を見ていて学能堂山と知る。
登ってみたい。後古光山へやや急な登り。振り返ると、倶留尊山や大洞山が樹林越しに見える。狭い山頂から
周辺を展望できるが樹木が邪魔。高齢男女が反対側登って来る。「素晴らしい天気ですね」の挨拶。
ただ、風がやや強く、吹きさらされる個所では、手袋、耳当をする。雨具はずっと着用。いきなり急な下りとなる。
ガイド本を読まず、地図だけ持参したので、予想外の展開に驚く。急峻な岩場に何本もロープが付けてあり、
手掛かりに難渋しながら下り切る。やれやれと思いきや、本山への登り返しも急峻。やはりロープ頼りに登る。
これ程急峻な登降もめずらしい。やっと登り切ると、雑林に囲まれた狭い山頂、風情も展望も乏しいが、
樹林の切れ間から倶留尊山が見える。意外に屹立している。反対側、住塚山の屏風岩が真近く見える。
また急峻な登降を繰り返すのかと思うが、車利用なので、往復しないと、下山後、長時間歩くことになる。
復路は往路ほど難渋せずにクリア。登って来る人との行き違いも大変。長尾峠から短時間で駐車場に戻れる。
驚いたことに、朝は空だった駐車場が車で一杯。路線バスまで到着。行楽の人気スポットのようだ。
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