己 高  

背中のデキモノ除去手術後、入浴・運動禁止。昨日、解禁。久しぶりの山行、チャレンジしたかった雪山へ。登山口まで車で入れるか不安で見送っていたが、路面凍結のおそれが減り、勇んで遠出。北陸道:木之本ICで降り、国道303号へ。トンネルを抜けてすぐ右の枝道へ。道なりに走り、車道を横切り、古橋の集落内へ。突き当りを左折、すぐに己高庵への道標に従い、右の枝道へ。己高庵の下に登山者用駐車場あり。先行車1台。この先、工事のため一般車通行禁止。雪山に不可欠なスパッツを持参忘れ。出発後、車中に携帯電話を置き忘れ。ケチのつき始め。林道は雪で覆われ、先行者の踏み跡をたどるが歩きにくい。要所に道標があり、迷わず進める。雪解け水の流れる川沿いに進み、短時間で登山口着。谷道もあるが尾根道へ。雑林中、急登が続く。雪は少なく、雪がない個所もある。雪が締まって足が深く沈むことは少ないが、所々足をとられ、歩きにくい。道中、○合目表示あり。先行者の足跡をたどり、登り続ける。五合目の六地蔵で暖傾斜になるが、山頂まで概ね急登。近江最古の石仏を見たかったが雪に埋もれている。七合目うしどめ展望台から琵琶湖北端の展望が広がる。夏道は山頂尾根の下を巻いているが踏み跡に従い尾根伝いに進む。そのため、鶏足寺跡に寄れず。雪が深くなるが、固く締まってきやすくなる。山頂手前で踏み跡からはずれ、暖傾斜の谷筋をたどる。コースフリーが雪山の魅力。ひと登りで山頂部に出る。眼前、名峰:金糞岳に見惚れる。尾根伝いに行けそう。北に連なる白い峰は横山岳か。あんな白い峰に立ちたい。山頂表示を求め、緩やかな尾根を進む。開けた平坦地、山頂表示の板が雪上に見える。スノーシューを尻当に昼食休憩。リュックを下すと、固定していたストック先端部がない!急登中、木枝に引っかかるのを強引に引っ張ったため。周回を断念、引き返すことに。南東方、伊吹山を望むがガスでスッキリ見えない。いずれ採石のため傷つけられた姿、絵にならない。心残り、少し南進してみる。自然林の趣が良い。琵琶湖西岸、霊仙山を望める。ストックを探しながら往路の踏み跡をたどる。見つかるとの楽観に反し、まだかまだかと思ううちに登山口着。気に入っていたストックは見つからず、予定の周回はできず、気落ちして早めの帰宅。⇒トップページ

琵琶湖北端、湖北の名峰を展望できる山 こだかみやま 922m 滋賀県木之本町

2012311日()晴×曇 8:25己高庵→8:45登山口→9:50うしどめ展望台→10:50山頂→13:00駐車場