菊 水 ル ン ゼ
穴場のマイナーコースを結ぶ きくすいるんぜ 神戸市中央区
2011年4月21日(木)晴 8:50烏原貯水池ダム→10:05烏原大橋→11:00菊水山→11:55鍋蓋山→13:15桃山バス停
退職後、曜日を問わず山行でき、晴天の日に出掛ける。夕方からアルバイトあり、自宅から歩いて行ける六甲山へ。
前回、コースミスでたどれなかった天王谷東尾根を、菊水ルンゼから目指す。烏原貯水池から巨大な石井ダムへ。
ダム上への階段の登りがシビア、鍛錬になる。ダム上から下を見下ろすと、目がくらむ。ダム東岸にも遊歩道あり、
進んでみるがすぐに終点。ダートな湖岸をトラバースする無理はやめ、引き返す。西岸の車道を進み、大橋を渡ると、
右手の藪中にテープあり。ここから雑林中に入ると、意外と明瞭な道があり、テープに誘導される。10分ほど進むと、
上矢印の付いた岩がある。ルンゼ登り口。道なりに進むと、ルンゼ南尾根に登る。対岸から見るルンゼは急峻、
おじけてしまうが、手掛かり足掛かりの多い岩場、慎重に取り付けば危険は少ない。20分程でルンゼ終点。
「頂上へ」と「展望岩」の小道標が左右にある。展望岩目指し、急斜面をロープでよじ登る。一旦下るところ、
登ってしまい引き返す。この辺り迷いやすい。展望岩から眼下に石井ダム、眼前、イヤガ谷主尾根が延びる。
名号岩を登るクライマーが2人。後方、すぐ上に山頂電波塔が見える。先ほど間違って登った所を登ってみる。
道もテープもないが、疎林中、それ程難儀せずに進める。短時間で尾根上に出るが、電波塔が遠くなっている。
ままよと尾根を登り、尾根伝い電波塔を目指す。程なく山道に出、短時間で山頂石柱前に出る。ハイカーが結構いる。
鍋蓋山への下り・登りはシビアだが、先日歩いたばかり、物思いしながら淡々とこなす。桜は散り、ツツジの彩り。
山頂手前、高取山方向、市街と港の展望が開ける。七三峠からすぐの右への分岐を見送り、
次の分岐で右へ。道標の矢印は左右とも二本松林道。林道までは、平野谷東尾根の方が趣が良いが、林道からは、
天王谷東尾根の方が道、趣とも良い。明るく開けた尾根、気分良く進める。平野谷東尾根ほど長くないのも良い。
荒廃した下山口を避けたく、逃げ道を探すが見当たらず。最後に急斜面を下ると、不快な荒廃地帯に入り込む。
以前にも増して進路が分かりにくい。初めてだと、進路を見いだすのは困難。散乱するゴミの中を抜け、車道沿い、
コンクリート壁のノリ面上を進み、送電施設前に降り立つ。平野西尾根展望道の道標あり。祇園神社に寄り、
下山口がないか探ってみるが、神社背面は急な岩壁、取り付けない。⇒トップページへ