趣と展望が良くのどかに歩ける300名山 けさまるやま 1878m 群馬県みどり市
2024514日()晴 4:00折場登山口→5:00賽の河原A→5:50小丸山6:55山頂B8:15小丸山→9:20賽の河原→10:15登山口(地図
昨9月アキレス腱断裂後、中断していた300名山行を再開。連日の登山に足が耐えれるか不安だがやってみる。12日朝、神戸を出発、650kmほど走り15時ころ桐生市のビジネスホテル着。翌13日は全国的に荒天、特に関東は暴風雨の警報、登山口(駐車場、トイレ、東屋あり)の車中で待機。風雨の音を聞きながら俳人前田普羅の本を読み過ごす。夜8時ころ雨が上がり、翌3:00起床。簡単な朝食を済ませ出発。ほどなく明るくなりランプ不要となる。趣の良い樹林帯の中、暖傾斜の登りが続き、北面の展望が大きく開け清々しい。眼前に本山(写真)。登り切ると平坦な賽の河原に出る。点在する大石に登山者が小石を積んでいる。山名を含め弘法大師ゆかりの山。緩やかな起伏をのどかに進み、小丸山着。北面の展望が開け、庚申山、皇海山、男体山などを展望。本山〜最高点までの連なり(写真)。袈裟丸山は前(本山)、後、奥、最高点(1961m)と複数のピークの総称。本山の高度は一番低いが三角点のあることからガイド本では本山を300名山としている。最近は郡界尾根伝いに最高点を目指す人が多いが、後袈裟丸から先ブッシュ化しているようで今回は見送る。小丸山から急下降するとカマボコ型避難小屋とトイレのある雰囲気の良い平坦地に出る。登り返し、難所のダートな急登をこなすと暖傾斜の山頂部に出る。南面の展望が開け、のびやかな山麓の上に赤城山が優美(写真)。平坦な山頂から後袈裟丸の方へ進んでみると痩せ尾根崩落のため通行禁止の掲示。後袈裟丸方面の景色だけ眼に収める。雪の残る高山を遠望、武尊山方面か。復路、平日だが7人くらいと会う。一句「登山者の積み上ぐ賽の河原かな」⇒トップページ