剣 尾 山

いわくある様々な巨岩が面白い大展望の北摂の名峰 けんびざん 784m 大阪府能勢町

2007321日()快晴 9:45行者口登山口→10:50山頂→11:35横尾山→13:00登山口

行ってみたかった北摂の名峰。遠過ぎると見送っていたが、この山域まで車で足を延ばすようなり、快晴の休日、
チャレンジ。8時前に家を出、六甲北道路を神戸三田ICで下車、県道68号から国道173号を北上。登山口が判然とせず
行きつ戻りつ。玉泉寺への道標を見てすぐ、ユースホステルとテニスコート案内板がある所から、細い舗装道を登ると、
案内板とトイレのある登山口に至る。駐車場はないが途中の路肩に駐車可。登山口から木段が整備され、
遊歩道のよう。行者山山頂まで色々ないわくを秘めた巨岩が次々に現れ、寄り道、説明板に目を通しながら進む。
巨岩に刻まれた大日如来や役行者像が目を引く。巨岩上から山麓を眼下に一望。尾根上に出た辺りが行者山山頂
のようだが判然としない。総じて樹林の趣が良いが、特に山頂までの趣が良い。暖傾斜の広い平坦路、ここ数日の
寒気も緩み、小春日和の中、心中の鬱屈も少しづつほぐれる。山頂手前、六地蔵など古い石仏の素朴な表情。
楽勝で登頂。点在する巨岩上から360度の展望。眼前遠く冠雪の比良山系、暖冬とはいえ雪がある。愛宕山の三角
が目立つ。目を転じ、深山、高岳、大野山、大船山、羽束山など北摂の山々を一望。素晴らしい快晴下、展望を満喫、
横尾山へ。緩やかな起伏の尾根道、心和ませながら進む。ベージュの笹原の高原:深山の柔らかく優しい山容。
平坦で特徴のない横尾山頂だが、本山よりわずかに高く、三角点あり。南へ下る細道があるが、西へ尾根を進む。
しばらく進み、鹿避けネット沿い急傾斜を下る。眼前、先日登った羽束山、大船山。しばらく下ると、正面に三草山と
滝王山、穏やかな山容だが、山腹まで田畑がきざまれ、あばたのよう。下山口は能勢の郷として整備され、
色々な遊歩道が現れ、進路に迷うがいずれに進んでも可か。こちらには広い駐車場あり、600円ナリ。バス亭から
右へ進むと国道、左へ進むと、行者口に戻れる。⇒トップページ