大和葛城山
ヤマツツジの山頂から二上山へ縦走 やまとかつらぎさん 959m 大阪府河内長野市
2010年5月29日(土)晴 8:45葛城山登山口→9:55山頂→12:15岩橋山→13:25竹内峠
有名な葛城山のヤマツツジ見たさと,二上山まで縦走したくて,再び葛城山へ。1週間前に新聞やテレビで
葛城山のツツジの開花が報じられていたが,先週末は仕事で山行できず。まだ大丈夫だろうと期待して出かける。
7時前の南海高野線に乗車,河内長野で近鉄に乗り換え,富田林で下車。水越峠行のバス便が午前中8:20と9:50
しかなく,余裕を見て早出したのだが,早く着きすぎてしばらく時間待ち。金剛山方面へ行くハイカーの方が多い。
水越峠手前の登山口で下車。最短路,水越峠から登るのが一般的だが,人が多く,路面が荒れ,風情も乏しい。
天狗谷コースは,渓流沿に登った後,手入れされた植林帯の急登になる。静かで風情がある。
前回ほとんどハイカーはいなかったが,今日は数組を抜く。山頂に出ると,一気に360度の展望が広がるが,
2度目でさほど感動がない。目当てのツツジ咲く南面へ急ぐ。期待に反し,散っており,残る花も生彩がないが,
満開時の素晴らしさは想像できる。絵になるポイントを捜しながら周回。金剛山,奈良の山並みを
バックに写真を撮る。思ったほど人も多くない。山頂側へ戻り,縦走開始。北の二上山から葛城山,金剛山,岩湧山
を経て槇尾山まで,金剛山脈の主尾根50キロ弱がダイヤモンドトレール(通称ダイトレ)として整備されている。
葛城山〜金剛山〜岩湧山は縦走済,二上山北端のダイトレ起点を目指す。予想に反し,次々に人が登って来る。
ツツジ目当てに奈良側から登って来る人か。しばらく先で,右へ分岐する道があり,そちらから次々に登って来る。
北尾根コースとあり,そちらへ進むが東進しており,引き返す。主尾根を直進するのが正解。以降も分岐が数か所
現れるが,地図付きの道標が整備され,迷う恐れは少ない。葛城〜岩湧間と比べると,アップダウンが小さく,
全般に楽に進める。トレールランナー数人とすれ違う。コース上,名の付いた山は岩橋山658mのみ。岩橋峠から
短時間の急登で,地味な山頂着。道中,展望はほとんどなく,趣も乏しい。黙々と歩き続け,面白味がない。
葛城〜岩湧間はほとんど植林中だがよく整備され明るく開けた感じなのに比べ,メリハリの乏しい地味なコース。
楽観に反し,道中が長く,足がだるくなり,ようやく竹内峠着。気を取り直し,次の目的地,二上山へ。
⇒トップページへ