大和葛城

大展望の葛城山から趣・展望の乏しい金剛山へ やまとかつらぎさん 959m 大阪府河内長野市

2010425日()快晴 8:00葛城山登山口→9:15山頂10:20水越峠→10:50カヤンボ
            →11:45
湧出岳山頂→12:10葛木神社(金剛山頂)→14:00太尾道登山口
  

快晴の週末、大阪府高度No1の金剛山とNo.2の葛城山へ。国道309号を順調に南下、意外と車が多い。
葛城山登山口には駐車場がなく、少し先で水越峠への枝道へ入ると、駐車場とトイレあり。既に多数駐車。
登山口へ引き返し、道標に従って進む。天狗谷の小渓流沿いに登る。雰囲気は悪くない。渓流から離れ、
植林帯の急斜面をジグを切りながら登る。よく手入れされた植林帯、静けさに心落ち着く。尾根上に登り切ると、
暖傾斜の気持ちよく歩ける道。山頂手前でショウジョウバカマの大群生!この時季よく見る花だが
群生は初めて。しばらく沿道を彩る。禿山の広い山頂に出ると、遮るもののない大展望!西、和泉平野が広がる。
東、奈良平野に畝傍山、耳成山。その右方、大峰の山々か。南、眼前に金剛山、さすがどっしりしている。
一旦下って登り返すのは大変そう。春のツツジが有名だが最近の天候不順のせいか全く咲いていない。
ツツジ観賞路を抜けると、開花期の壮観さが十分に想像できる。水越峠への下りは急な木段が続き、ややシビア。
次々に老若男女が登って来るが、天狗谷コースの方が良い。峠へ降り立つと、路肩は車の行列。
ツツジの時季は混雑しそう。しばらく単調な林道歩き。カヤンボから主尾根に出るまで急登だが尾根上は暖傾斜、
ダイヤモンドトレールとして整備され、歩きやすい。植林帯の中、単調な歩き、陽が当らず薄ら寒い。
昼食休憩のタイミングを失し、空腹で葛木神社鳥居着。湧出山が最高点と早とちり、湧出山一等三角点へ寄り道。
三角点は立派だが電波塔脇で趣も展望もない。神社下で表参道と裏参道に分かれる。表参道から登ったが
裏参道の方がブナ林と葛城山の展望があり、後悔。結局、金剛山では良い写真を一枚も撮れず。
神社裏が最高点1125mだが立入禁止。山頂広場は大勢の人。昔からある登頂回数記録の大掲示板が増えている。
和泉平野を展望できるが平板。青崩道への下山口が崩落、立入禁止。う回路を求めてウロウロ。あきらめて
太尾道を下ろうと思うが下山口が分からずウロウロ、時間ロス。人混みの広場で少しパニックに。
山頂部は神社あり広場ありで縦横に道があり分かりづらい上、山頂から放射線状に複数の下山路があり、
下山口に道標がないためとまどう。太尾道を足早に下山。太尾塞跡で手製道標をよく確認せず進路を間違う。
メインコース以外、意外と道標が未整備。葛城山の展望を期待したが、植林中、展望のないまま出発点へ下山。
葛城山頂からの展望は素晴らしいが行程のほとんどが植林帯の中、金剛山は展望も乏しく、期待はずれ。
しかも、駐車中、愛車に傷をつけられており、ガッカリ。⇒トップページ