霞 沢 岳
最終日、天気に恵まれ明神・穂高の展望を満喫 かすみざわだけ 2645m 長野県松本市
3:30起床前から食堂で朝食の準備をする物音で目が覚める。何でこんな時間から?納得いかない点の多い小屋。
霞沢岳を目指す女性3人連れと共に起床。空を見上げると、星!好天の予感。指示されたとおり、旧棟1階で自炊。
すぐ頭上で寝ている4人連れに迷惑を掛ける。元気一杯の女性3人、早々に出発。ゆっくり朝食、夜明けを待つ。
小屋前から東方、八ヶ岳の朝焼けが美しい。雨が上がり、山々が輝く。気持ちも輝く。小屋裏から大滝山への縦走路へ。
樹林帯の中、緩やかに登り下りを繰り返しながら進む。夜間まで降り続いた雨のため、路面がぬかるんで難渋。
樹林中、展望はないが、ビューポイントからの展望に期待、はやる気持ち、早足に進む。下り道途中の明神見晴らし、
文字通り、眼前、明神岳〜前穂高岳の連なり!。ずっと視界を閉ざされていただけに迫力ある展望に感動。
さらに展望を期待して槍見台へ。樹林中の尾根道途中に木組みのヤグラ。垂直の梯子を用心して登る。
穂高連峰の先に槍ヶ岳!アルプスの盟主に相応しい風姿。20代、初めてのアルプス山行で目指した山。
まだ体力、気力のあるうち、穂高連峰の険しい岩稜を越えて槍の突端に立ちたい。展望に満足、往路を引き返す。
山小屋の気の良いお兄さんに挨拶し、徳本峠を去る。ジグザグに下る途中、明神〜前穂高岳が眼前、大きい。
空身の観光客が登ってくる。峠まで散策の足を延ばすのか。梓川沿いの土手に腰を下ろし、明神岳を見上げながら
ラーメンの昼食、しみじみ幸せ。教師に引率された中学生の団体がやって来る。平日なのに、驚くほど観光客が多い。
ガイドに引率された団体が次々にやって来る。河童橋からようやく焼岳に対面!。7月下旬、登頂したのに
その姿を見れなかった山。目を転じると、観光写真でよく見る穂高の山並み。広い岳沢の上、前穂〜奥穂〜
西穂の連なり。山岳風景としてはやや平板、良いアングルとは言えない。それでも何枚も撮影。予定のバスに乗車。
結局、7月末のアルプス山行同様、雨にたたられ、最終日に好天に恵まれる。幸い、満足。⇒トップページへ
3日目 8月24日(水)晴×曇 5:05徳本峠小屋→6:00明神見晴らし→6:55大滝槍見台→9:05徳本峠
→10:35明神→12:20上高地バスターミナル