樫 ヶ 峰
先週は所用で山行できず、晴天に恵まれ、久しぶりの山行。どこへ行くか迷うが、六甲の未踏コースへ。
宝塚発9:15の有馬温泉行き阪急バスはハイカーで満員。ピッケル、ヘルメット持参の冬山重装備の人が目立つ。
蓬莱峡で冬山登山のトレーニングをする人たち。ハイカーとは異次元の山行をする人たちがうらやましい。
船坂から清水谷を経て船坂峠へ。山道へ続く車道への分岐には道標がなく、思案してたら車の女性が教えてくれる。
道標に「この先道路幅狭し」とある。地図には谷道とは別の山道があり、それらしい道を見つけるが道標がなくパス。
住宅街を抜け、車道行止りから山道となる。石ゴロゴロで歩きにくいが、雑林の中、静けさが良い。
暖傾斜をポツポツ進むとあっけなく全山縦走路に出る。長い東六甲縦走路のエスケープルートとして最適。
物足りない気分で縦走路を下る。登ってくる人がポツポツ。分かりにくい大平山頂経由のルートを再確認、
大谷乗越から車道を下る。車が通過、不快。車道を迂回する山道らしき道があるが不確かでパス。
車道を下り切ると、ガードレールに小さな手製道標。小笠峰への直登、急だが10分で登頂。立派な標柱あり。
外レ峰へ道標と整備された道があり、寄り道。眼前、小天狗山の冬枯れの山肌が美しい。
社家郷(しゃけごう)山展望ルートのミニ縦走路を気楽に進む。樹林越し、東六甲の稜線が長く緩やかに延びる。
社家郷山頂に高齢男性一人。コースの情報交換。社家郷山ハイキングマップをくれる。緩やかな起伏、楽勝。
馬ノ背の小岩場から電波塔のある大平山を始め、東六甲のなだらかな山並みを一望。目を転じると、
ごろごろ岳方面の山並みと西宮市街の広がり。眼下に甲山と北山貯水池。樫ヶ峰は、樹林の中。
西宮市教育委員会製の立派な標柱。「甲山より152m高いよ」がほほえましい。が、甲山は309m、計算が合わない。
そのまま東へ縦走し切るつもりだったが、物足りず、神戸の名山:甲山(かぶとやま)を目指す。
社家郷山キャンプ場側へ下り、車道を経て、甲山西側から登る。冬枯れの樹林の趣が良い。15分弱で登頂。
円形広場の山頂は、ほのぼののどか、気持ちが和む。立派な二等三角点あり。ベンチで昼食。神呪寺へ下り、
大師道を経て、阪急甲陽園駅へ出るつもりが、道に迷い、バス道に出てしまい、バスで阪神西宮駅へ。
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東六甲と西宮市街を好展望できるミニ縦走路 かしがみね 457m 西宮市
2006年12月23日(土)晴 9:40バス停:船坂→10:30船坂峠→11:30小笠峠→12:35山頂
→13:00かぶと山荘→13:40甲山→14:25バス停