笠 形 山
長い尾根歩きを経て好展望の名峰へ かさがたやま 939m 兵庫県神河町
2008年6月14日(土)晴 8:55高坂峠→9:30入相山→11:10山頂→13:00入相山→13:35高坂峠
行き先を思案の末、「新はりまハイキング」紹介の入相山(いりあいやま、780m)、飯森山を目指す。
いずれも高坂峠が起点。名峰:千ヶ峰と笠形山を結ぶ長い縦走路途上の山。播但道:神崎南ICから県道8号へ、
気持ち良い山間を走り、旧道へ右折、狭い舗装道をウネウネ2キロ走ると峠。飯森山登山口道標ありすぐに分かる。
空地に駐車。どちらに向うか迷うが入相山へ。笠形山縦走コースの木柱と案内板あり。笠形山往復7時間とある。
石と木枝の散乱する歩きにくい道を経て尾根に出、右折すると普通の山道になる。所々倒木や茂みがあるが、
全般に明瞭な尾根道。テープが多く、道標も所々あり、迷うおそれは少ない。片側植林、片側雑林、趣は今一だが、
所々、自然林の趣の良い個所あり。楽勝で入相山着。雑林中、展望なく、三角点と山頂標示がないとただの通過点。
趣の良い急斜面の潅木帯を抜け、明るく開けた峠に降り立つ。林道へ降る道標あり。ガイド本に従い、林道へ降り、
高坂峠へ周回し、飯森山を目指すか本山へ縦走するか思案。急傾斜を登ると、思いがけず樹林の伐採されたピーク
に抜け出る。4等三角点あり。ここまで展望に恵まれなかっただけに感動。ここにも林道への下山道標あり。
この先、中小のアップダウンの繰り返し。途中、ネットフェンスが趣を殺ぐが東の展望が遠く開ける。
いささかゲンナリしてきたころ、前方に緑の山、目指して進むと、大屋コースと合流。ハイカーの声も聞こえる。
「龍の背」あたり趣が良い。短時間だが山頂まで急登、岩場からの展望が素晴らしい。山頂に出ると、
四方に遠く山並みの展望が開ける。北方、千ヶ峰を望む。ベンチ、東屋が整備され、ハイカー数組。
一昨年春、船坂峠側から登ったが、ガイド本紹介の一般的なコースが正解。本縦走コースは勧められない。
頭を空っぽにし、往路を淡々引き返す。飯森山もこなしたかったがいささかバテ気味、無理はやめる。
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