烏 谷 山
樹林の趣と展望の良い比良山系縦走路の山 からとやま 1076m 滋賀県大津市
2008年1月6日(日)快晴 8:50JR志賀駅→11:35木戸峠→12:20比良岳→13:15山頂→13:55荒川峠→15:40志賀駅
昨日、坊村から伊藤新道を経て本山へ縦走する予定が、未踏の雪道に手間取り縦走できず、出直し。昨日と同じ、
神戸駅発7:16湖西レジャー号乗車。昨日、堅田駅下車のハイカーゼロだったが、リュックにスノーシューを付けた
ハイカーが数人下車。武奈ヶ岳を目指すのか。志賀駅から安全、確実に登れるキタダカ道へ。趣、面白味に乏しく、
何度も通りたい道ではないが割り切る。昨日、雪山装備をしなかったことを反省、ストックとスノーシュー持参。
スノーシューをリュックに固定できず、ビニール袋に入れ、リュックにくくり付けたがブラブラ揺れて具合悪い。主尾根
まで早く登りたいが、ジグザグ道が延々と続き、やっと天狗杉着。クロトノハゲまで2時間20分、地図の時間と同じ。
六甲と比べ、比良の琵琶湖側登降路は、登山口、主稜線までの所要時間が長く、ゲンナリ。木戸峠へ雪の水平道を
急ぐ。快晴下、樹間から目指す主稜線の山々が美しい。昨日、愛用のデジカメ一眼レフEOSKissが故障、
家内のコンパクトデジカメを借用、やはり使い辛い。木戸峠からようやく本命の主稜線縦走開始。先行者の踏み跡が
轍をなし、スノーシューは不要。比良岳まで緩やかな起伏の快歩路、樹林の趣きも良い。要所に道標が整備され、
テープも多い。.踏み跡がなくても自力で進めそう。比良岳まで意外と遠い。比良山系を代表するような山名だが、
なだらかで展望も三角点もない山頂、標示がなければ気付かず通過しそう。葛川峠へ急な下り。地図には、峠から
点線の下山路があるが、道標もテープもない。本山へ急な登り返し。振り返ると、打見山、蓬莱山のゲレンデが陽に
輝く。昨日登った白滝山の山並み、積雪の山腹が美しい。山頂を巻くように延びている踏み跡からはずれ、
山頂と思われる方へ登ると、手製小標示と三角点発見。琵琶湖や堂満岳方向の山並みの展望が開け、なかなか
良い山頂。荒川峠へ緩やかに下り、志賀駅への降路へ。キタダカ道同様、整備された安全な道。雪は大分下まで
残っている。降路、やはり長く感じる。⇒トップページへ