鉄 鈷 山

2012524日()曇 8:00大カツラへの林道分岐点→8:50登山口→9:15山頂→9:40登山口

林道開通により安直に登れるようになった変哲ない山 かなとこやま 775m 兵庫県朝来市

仕事休みの日、「たじまハイキング」紹介の山へ。以前、東床ノ尾山登頂時、本山へ伸びる稜線をたどりたかったが
ルートの状況が分からず断念。ネット情報では登頂可能なよう。いつか登りたかったが、ガイド本で、林道開通により
容易に登れるとある。播但道:和田山ICから国道312号を直進、県道104号から出石へ向かう県道10号へ。途中で
左折する県道と別れ、快走路を直進、集落を過ぎると、林道床ノ尾線起点の表示板あり。川沿い狭い舗装道を走ると、
不動滝の表示あり。その少し先、左に支流あり。そこが西床ノ尾山登山口。登山口表示はない。さらに走ると、
屋根付きベンチあり。その脇に駐車。左に分岐するのが大カツラへの道。ここから新設の林道、広く立派な舗装道を
緩やかに登る。最初の急カーブ地点が従来の本山への取付き点のよう。可能ならここから登ろうと少し進んでみるが、
踏み跡もテープもなく、無理はやめる。しばらく進み、次の急カーブ地点に床ノ尾山登山口の手製表示あり。急斜面に
明瞭な道もなく、ここからハイキング道へ出るのは容易ではなさそう。登り続けると、南西の山並みの展望が開ける。
眼前、本山。山腹の一部が伐採され、まだら、変哲ない小山。登頂意欲が殺がれる。小1時間で切り開かれた峠着。
少し下ると、林道開通記念碑のある広場。北面の山並みの展望が大きく開ける。広場右奥、本山登山口の
手製道標あり。取付きから趣の良い疎林帯。明瞭な踏み跡はなく、どこでも気ままに歩ける。マイルドな尾根をたどる。
片側、植林だが自然林の趣が良い。山頂手前、三角点のある高み辺りの雰囲気が特に良い。緩やかに下ると、
南面の展望が開ける。すぐ左下に車が数台駐車。こちらにも林道が延びている。本山への登り返しが唯一の急傾斜。
鹿除けネット沿い風情に乏しい。短時間で疎林中の山頂着。山頂表示板あり。山頂も変哲ない。展望もない。
まじかで甲高い金属音、何かの作業中か。興ざめ、急ぎ足で往路を戻る。床ノ尾山の緑の稜線のうねりを展望、
どこが山頂かよく分からない。登山口から小1時間で登降、物足りない。峠まで車で来れ、駐車可能。⇒トップページ