植林中の周回コース、風情、展望なし かながせやま 709m 兵庫県朝来市
 20201018日()曇→晴 8:30生野銀山駐車場→9:20尾根上→11:45山頂13:10駐車場地図
昨日の雨が上がり、好天の予報に今週も比較的近い県内の山へ。以前から気にはなっていたがガイド本に紹介されていない低山。山麓の生野銀山が有名。ネット情報では直登コースがあるが周回コースに挑戦。播但道:生野ICで降り、国道312号から439号へ。雰囲気の良い生野の町を抜け、生野銀山文化ミュージアムへ。9時開場でトイレを使用できず。門外の駐車場に駐車。ピンク線を登る予定だったが駐車場奥に谷入口あり、誘われるように向かう。尾根端に取り付けそうだが小沢をたどってみる。苔むした倒木が多く、雰囲気は悪くない。出発点の高度を確認忘れ、位置が分かりにくい。南進。足を濡らすことはないが沢沿いは歩きにくい。尾根へ登ろうかとも思うが、結局沢を詰め登る。傾斜が急になり、這うように立木頼りに登り切る。尾根上は手入れされ整然とした植林帯。管理された山、面白みがない。高度計の誤差が分からず、100m近い誤差があるとみて現在地の見当をつけ、尾根伝いに東進。尾根がやや複雑に分岐するが、地図と磁石を精査しながら迷わず進む。終始、植林中、展望なく淡々と進むだけ。ネット情報では、水色のルートが紹介されていたが目印は見当たらず。山頂手前で初めて道標があるが、朽ちて倒れている。直登コースの道標。山頂手前は低いシダに覆われ道はない。山頂は植林中、変哲なし。三角点あり。山頂表示も倒れている。昼食にしたいが良い場所がない。直登コースで下ろうかとも思うが、計画通り西南へ長く伸びる尾根を下降。下降は進路判断が慎重になる。何とか迷わず進む。雑林が目立つようになり、往路より雰囲気はマシ。日当たりの良い倒木があり、遅い昼食。西南尾根中間点にやや険しい岩稜があるが、それ程難所ではなく直進。尾根端から下降する予定だったが鹿除けネットが現れた地点から南下。幸い激下りなく総じて暖傾斜のまま林道に降り立ち、短時間で駐車場に戻る。900円払ってミュージアム見学。こちらは見応えあり。観光客もそこそこいる。坑道の中は寒い。山腹の江戸時代の露天掘り跡など見て回ったら16時になる。⇒トップページ