先日、薬師峰(通称、七種薬師)縦走路から見た岩稜にインパクトを受ける。「低山ワールドを楽しむ」で
歩けることが分かりチャレンジ! 期待に反し、雨のパラつく天気、山歩き中、雨にならないことを祈る。
播但道:福崎ICで降り、県道23号を西進、県道67号から407号へ。広い路肩を探し駐車。ガイド本と逆コースで
登山口が分かりやすい板坂峠を目指す。養鶏場:村上ポートリー前を過ぎると、石仏と西国古道の道標あり。
親切道標に導かれ、植林の中20分で峠着。途中の分岐はすべて左へ。石仏3体。比較的明瞭な尾根道あり、ホッ。
幸いヤブこぎもなし。テープもあり、迷うおそれは少ない。三角点に出るまで急登。サウナ状態、汗が噴出す。
三角点を過ぎ、岩稜に出ると展望が開ける。もやっているが気持ちは晴れる。小ピークをこなしながら狭い尾根歩き。
数箇所の岩稜越え、少しひるむ。西方、鎌尾根、西尾根越し、明神山方面の展望が素晴らしい。
鎌の岩稜、あれを越えれるか。薬師峰への主尾根に合流する手前、テープと道標はあるのに進路にとまどう。
ピークに登ると、明瞭な道に出る。薬師峰手前、野外活動センターからの道との合流点ピークへの急登がシビア、
蒸し暑さでフラフラ。七種槍の鋭鋒を見て薬師峰登頂。食欲ないがパン1個食べ十字峰へ。足元が心もとない。
鎌尾根への分岐点で気持ちを締める。お馴染み兵庫登山会の案内図と道標に従い、いよいよ尾根へ。
少し進むと崖、とまどう。何とか崖下まで降る。数箇所急な下りがあるが足がかり手がかり多く、慎重に降れば大丈夫。
一番の難所は、急で広く長い岩壁だが、無数のカマボコ板を張り合わせたような岩壁、へっぴり腰で降る。
振り返ると、垂直の岩壁に見える。風格の薬師峰から登ってきた尾根が長く延びる。西尾根越しに明神山の鋭鋒。
眼下に鎌尾根が伸び、下山口の池が見える。後半の岩稜は暖傾斜、適度のスリル。岩稜でテープがなくなるが、
再び道とテープが現れ安心。シダのブッシュを通過後、道標に従い池側へ降る。ダートな急斜面、テープに導かれるが、
倒木で進路を失い右往左往。倒木を右側から巻くとテープと道あり。池の南端、堰堤上に降る。道標あり。
逆コースでも良い。ガイド本では、池左側を通過後、山に取り付くが、本コースがよい。池越し本尾根が絵になる。
帰途、牛舎脇を通過、臭いに閉口。沢山の牛がひしめくように押し込められており、複雑な思い。⇒トップページ

ダイナミックな展望とスリルの岩稜歩きを楽しめる穴場コース 兵庫県飾磨郡夢前町

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200875日()曇 8:20駐車点南尾根→10:45薬師峰鎌尾根→12:45下山口→13:10駐車点