鏡山

退職し、曜日を問わず山行できるが、平日の高速料金は高い。割引切符：関西１デイパスで関西百名山：三上山へ。
三上山北東に位置する「滋賀県の山」紹介の本山に併せて登る。昨日の雨が上がり、天気好転を期待しながら、
ガイド本に従い、のどかな田園風景の中、安気に進む。国道８号を横切り、大工場前に出る。工場右脇の枝道入口に
登山道標と案内板あり。道標には竜王山（鏡山）とある。古くから里人に信仰され、山頂で竜神への雨乞いの儀式が
行われてきたとある。道標の大谷池の方へ平坦な林道を進み、自然と山道に入る。雑林中、緩やかに登ると、
立派な鳥居と石灯籠あり。貴船神社の額。木段を登り、短時間で薄暗い樹林中、山頂表示のある空き地に出る。
変哲ない。すぐ下の展望台から先日登った雪野山や繖山が見えるようだが、遠目のきかない曇天、残念。
ここまでは道標が整備されているが、この先、城山までの縦走路上、やや未整備。少し西進、三角点のある山頂着。
地味だが、こちらの方が雰囲気が良い。雑林中、小さな起伏を繰り返しながら淡々と進む。視界が開けないため、
単調で長く感じられダレる。幾つかの分岐を見送り、尾根道を進む。所々「稜線を歩こうコース」の小道標あり。
城山の手前、古城山の道標や案内板が現れ、城山と勘違いしそうで紛らわしいが、さらに進み続ける。
希望ヶ丘公園へ下る鞍部から、太いロープを伝って急斜面を登ると、テラス状に開けた広い城山山頂に出る。
一気に展望が開け、気持ちが晴れる。眼前、三上山の秀麗な山容。振り返ると、新緑の本山。
視界が開けなかっただけに、変哲ない景色が新鮮。山頂を巻くように城山跡を探索、鞍部に戻る。
短時間で希望ヶ丘公園内の林道に降り立つ。道なりに下ると、公園内の各種施設のある場所に出る。
車利用の場合、公園内に大駐車場があるが有料。⇒トップページへ