常 隆 寺 山
2007年8月5日(日)晴 9:30浅野公園→10:35山頂→12:10浅野公園
山としての魅力はないが名刹と古木が良い山 じょうりゅうじさん 515m 兵庫県淡路市
登山口まで短時間で行ける「兵庫50山」最後の山、淡路まで渡るのが億劫で見送っていた山。
車道歩きの低山で、ガイド本には夏は避けた方がよいとあるが真夏の低山はどこも同じ。
初めて車で明石海峡を渡る。神戸淡路鳴門道を布施畑ICから乗り、淡路ICで降り、県道31号へ。
豊島漁港、淡路高校を過ぎ、浅野公園、常隆寺の道標に従い左折、道なりにウネウネ進む。
対向の難しい細い道、別ルートにした方がいか。浅野公園駐車場に駐車、空身にスニーカーで出発。
常隆寺の道標に従い車道を進む。寺まで車道が整備され、道中特に見所もないので車で行くのが正解か。
緩やかな車道を進み続け小1時間で常隆寺着。境内は広く落ち着いた雰囲気。苔むした植え込みに年季を感じる。
石仏の表情も良い。せっかくの静けさをオートバイのグループが破る。境内まで乗り付け、うるさい。
山頂への道標はなく、改修工事中の本堂裏にスダジイ、アカガシの古木の県指定文化財の説明板あり。
階段を登ると、古木の樹林帯。いきなり巨木が現れ驚く。他はそれほど大きな木はないが、
確かに古木が残っている。やや荒廃した道を高い方へ進むと、石の社前に三角点。樹林の中、展望はきかない。
寺から少し下り、左へキャンプ場へ進む。キャンプ場の広い空き地の奥に道が続く。道標に遊歩道、展望台とある。
樹林の趣の良い道を抜け、展望台に出るが潅木に囲まれ、展望は得られない。斗ノ内へ下る道が続いているが
ブッシュ化している。迷うが進んでみる。狭い舗装道だが荒廃しており、土や落葉に覆われている。
ブッシュのひどい箇所は強行突破。クモの巣も多く不快。倒木にも行く手を遮られ、久しぶりの悪路、悪戦苦闘。
幸いヘビに出会わず大亀がいたのが愛嬌。やっと車道に出、しばらく車道を歩いて公園へ戻る。
樹林の趣の良い公園だが雑草が茂り荒廃した感じ。帰途、震災記念公園に寄る。地震で生じた断層が保存され
一見の値打ちあり。高速道路が往復5,000円と高いので、本山に併せてぜひ寄られたい。⇒トップページへ