地 蔵 山

愛宕山の北にある雰囲気の良い京都の最高峰 じぞうやま 947m 京都市右京区

201154日()晴 8:35JR保津峡駅→9:20水尾→9:45明神峠→11:10:山頂→12:30首無地蔵

晴天の予報の連休2日目、「関西クルマで出かける山歩き」中、未踏の本山へ。愛宕山と併せて登るのが良いが、
先に愛宕山だけ登っており、行楽客の多い愛宕山を避けるため、本コースとする。京都駅で嵯峨野線に乗り換え、
保津峡駅で下車。ホームから見下ろす渓谷が美しい。渓谷沿いの遊歩道を歩くのも良さそう。駅舎を出、橋を渡り、
道標に従い水尾へ車道を進む。しばらく進み、車道から分岐する遊歩道へ。水尾川沿いに進むが、風情は乏しい。
水尾集落から愛宕山への登山口を見送り、さらに車道を進む。樒原と結ぶ生活道のよう、道は良く、車も時々通過。
明神峠で南からの山道出口あり。登山地図にはないが、高瀬山経由で尾根伝いに峠に出ることもできそう。
地図では峠にある登山口が見当たらない。とまどっていると、林道を登ってきたハイカーが登山口を教えてくれる。
峠から車道を少し進んだ地点に手製小道標と登山口あり。総じて緩やかな登りが続く。伐採地のようで風情はないが、
明るく展望が開けている。山並み越し京都の街並みが見えるが、黄砂のため、すっきり見えない。急登をこなし、
展望の開けたドーム状の尾根を気分よく進む。子連れ家族に追いつく。地図では、900mピークに分岐点があるが、
ピーク手前で道標に従い左折、巻道を進み、本山への尾根道に出る。この先、山頂まで一帯の雰囲気が良い。
山頂との高低差も50mしかなく、平坦路を気持ちよく進む。一帯、馬酔木の大群生、これ程の群生は初めて。
途中、眼前に本山、優美。かつて一帯スキー場だったというのが納得できるなだらかさ。
平坦で広い山頂は樹林に囲まれ展望はきかないが、雰囲気は良い。ベンチ状の石に腰掛け、のどかに軽食休憩。
愛宕山のすぐ北に位置する山ながら、行楽客の多い愛宕山と対照的に人が少ないのも良い。往路を引き返す。
分岐点へ戻らず、道なりに進むと、スキー場跡の道標はあるが、本山への表示はない。竜ヶ岳への分岐を見送り、
道なりに進むと、愛宕山、首無地蔵への分岐点。この辺り、道が錯綜、要注意。890m三角点への道標に引かれ、
登ってみる。展望が開け、昼食中のハイカーが多い。ここが愛宕山三角点か。首無地蔵へは緩傾斜の下り、
道中の趣も良く、比叡山方面の展望が開ける個所もある。次々に行楽客が登ってくる。首無地蔵に広い駐車場あり、
多数の車が駐車。愛宕山に最短最楽で登れるコース、行楽客の多さに納得。⇒トップページ