陣 鉢 山
樹林の趣の良い林道を経て登頂、赤倉山で苦闘 じんばちやま 1207m 鳥取県若桜町
2019420日()快晴 8:45命水→9:00→10:30登山口→11:15山頂→12:20登山口13:3015:10赤倉山頂→15:25氷ノ山越え→16:20命水(地図
好天続き、昨年は残雪の中央アルプスまで足を延ばしたが、今年は色々あってゆとりがなく、日帰りで我慢。氷ノ山西方の独立峰、地図で見ると堂々として惹かれる。中国道:山崎ICから国道29号を北上。戸倉峠を越え、若桜で国道482号へ分岐。スキー場への整備された観光道。「命水」汲み場前で通行止め。広い空地に駐車。峠まで国道を15分歩く。赤倉山から西へ長く伸びる尾根を巻くように林道を進む。未舗装で日陰に残雪。自然林の趣と展望が良く、長い林道歩きが苦にならない。地図と磁石を見ながら本山も見えているのに登山口を通過、引き返す。林道が急カーブする所に登山口小表示あり。1123m点までは暖傾斜。踏み跡もあり迷わず進める。山腹に残雪があるが、尾根上には少なく、持参したワカン、スットクは使用せず。本山へは急登。ブナ林の趣が救い。ようやく痩せた山頂着。山頂表示はない。正面、扇ノ山、右に青ヶ丸。次に登りたい山。風格あり。往路を戻り、1123m点先で北へ進み、引き返す。帰路、尾根上を歩きたく、林道から登ってみるが竹ヤブがうるさそううで林道へ戻る。峠から下山するには時間が早く、物足りない。見上げる赤倉山1332mは険しそうだが向かう。峠の少し北から取り付く。傾斜は急だがヤブはなく、自然林の趣が良い。急傾斜をこなし少し暖傾斜になるが痩せ尾根、険しい気配。かすかに踏み跡らしきがあるのが救い。2度ほど岩峰に阻まれるが、木枝、根っ子頼りに腕力で必死に登り切る。息が切れ、しばらく動けない。ヘトヘトに消耗、ようやく山頂に出る。ヤブ中、山頂表示なし。氷ノ山までは足を延ばせず氷ノ山越えから最短で下山することに。短時間のヤブこぎで登山道に出、程なく氷ノ山越え着。ベンチで人心地着く。下山路は雪解水でぬかるみ不快。暖傾斜で疲れた足には助かる。終盤、進路が分かれ、町道側へ下山。短時間で降り切り、命水まで車道歩きと思いきやすぐに命水。汚れたスパッツと登山靴を洗う。⇒トップページ