イヤガ谷東尾根
2006年12月30日(土)晴 8:40神鉄:鈴蘭台駅→9:00尾根入口→君影ロックガーデン→10:30烏原貯水池
→11:40バス停:天王谷→天王谷東尾根→12:10二本松→12:30平野谷入口
楽チンの高齢者向き散歩道 神戸市北区
昨日も晴天だったが、全国的に寒波に覆われ、朝から小雪のちらつく寒気の厳しさに山行は見送る。六甲も薄く雪化粧。
今日は寒気も緩み、山行日和。先日初めて掲示板に投稿してくれた方のHPのリンク集を眺めていて、
ありがとうございます。今月、神戸市内に家を購入。退職を数年後に控え、自宅から散策できそうなコース探し。
登山地図には載っていない本コース発見。鈴蘭台駅からHPのガイドに従い、第5団地57号棟を目指す。
地図を頼りに最短コースを進み、難なく尾根入口着。道標、案内板が整備され、地元の人たちが空身でのどかに散歩。
リュック姿が場違いな感じ。少し進み、道標に従いロックガーデンに寄り道。途中、見落としそうな小さな三角点あり。
道なりに進むと、左からの道と合流。道標がなく、この道がロックガーデンへの道と思わず通過。展望が開けた地点で、
ふと見ると、岩場の上に人! あわてて引き返す。めずらしく「ヤッホ〜」の大声を聞く。確かに叫びたくなる開けた岩場。
眼前、ダム湖上に菊水山。菊水ルンゼの岩壁も見える。ここから見ると、500m満たない低山ながら存在感あり。
森林管理道が延びており、先で東尾根と合流しそうだが、用心して引き返す。雑林の中、楽チンな平坦路を進む。
やや単調、物足りない。後半、鵯越に向って急傾斜の下り。ここを登降する人は少ないようで、やや荒廃した感じだが、
山道らしくなり、樹林の趣も良い。どこに下るかと思いきや、ジョギングコースにしている烏原貯水池に出る。
入口に道標(菊水山、高取山への道標あり)はなく、分かりにくい。引き続き、登山地図にないコースを目指す。
天王谷東側の尾根を巻くように道があることを知り、有馬街道平野交差点近く、豊国稲荷の方へ住宅街を進むと、
廃屋の点在する荒廃した道に入る。進めそうだが、立入禁止の警告表示と荒廃した感じに恐れをなし、Uターン。
次いで、春に登山口を発見できなかった、天王谷の桃山バス停から天王谷東尾根に至るコースを探索。
天王谷バス停を過ぎ、車道から少し右上の崖沿いの道へ。荒廃した感じにたじろぐ。幸いやってきた女性に聞いて、
山道入口が分かる(朽ちた道標に従い進んだ後、民家手前で右折する)。山道というより送電線鉄塔の管理道のよう、
鉄塔をたどるように急斜面を登る。その後、山道らしくなるが、急なアップダウンの繰り返し、シビア。
こんなコースでも高齢者が降りてくる。展望も樹林の趣も悪くない。無事、ニ本松峠に出、未踏の平野谷を下る。
やや荒廃した感じだが、暖傾斜の楽なコース。下山後、五宮神社と祥福寺に寄る。正月前でもあろうがチリ一つない聖域。
特に祥福寺の立派さ、美しさに感嘆。⇒トップページへ