岩 屋 山
道なき急斜面をよじ登り、素晴らしい展望を俯瞰 いわややま 718m 兵庫県丹波市
2007年6月3日(日)曇×小雨 12:50高源寺駐車場→14:35山頂→16:00駐車場
五台山から下山後、近くの本山を目指す。「兵庫50山」番外の山。安気に出向き、大変な思いをする。
県道7号を北上、国道427号へ。田園風景や山並みの美しさ、便利な市街地に居を構えたが少し心惹かれる。
高源寺の道標に従い、駐車場へ。一帯の雰囲気が良いが牛舎から鳴き声。五台山麓の岩瀧寺も良かったが、
高源寺はとても趣が良い。紅葉の名所、新緑の中、歴史を刻む石段を登る。紅葉の素晴らしさを想像。
本堂から三重の塔へ。塔横に登山口道標あり。少し先で無粋な林道に出、少し進むと、本山への道標があるが、
一面、植林伐採場!あ然。伐採最中の現場はめずらしい。斜面一帯、倒木と枝葉で覆われ、ワイヤーが走る。
逡巡するが伐採地上端まで登ってみる。倒木と枝葉を踏み越え、ワイヤーをくぐりながら進む。
上端まで行くが登山道は見つからず。あきらめ引き返す前に少し周辺を探る。道、発見!ラッキー、
気を取り直し登り進むが、ほとんど登られていないようで、ガレた急斜面の中、進路あやふや。
古びた道標が現れ、ホッとするのもつかの間、進路を失う。あきらめて下るが道迷いしそう。慎重に下る途中、
進路を示す道標とテープ発見!まっすぐ登り続けたのが間違い。途中から左横へ移動。
進路を示すテープは、通常と違い、テープや銀紙が木に結ばれている。道標はたまに出てくる。
横へ移動した後、急斜面の直登が始まる。山登りではなく、よじ登り。木の枝を掴みながら汗みどろで
息を切らせて登り続ける。明瞭な踏み跡はなく、とにかく登る。難コース好みの人以外には、勧められないコース。
やっと山頂へ至る車道に抜け出る。出口に道標はない。右へ車道を進むと駐車場。未舗装の車道を進んでもよいが、
尾根に登ってみる。道はないが比較的スムーズに進める。しばらくで電波塔裏に出る。隅に三角点あり。
残念ながら展望は得られない。車道を引き返す。駐車場手前の高みにパラグライダー発進場あり。
素晴らしい展望!自分も背に翼を付けて、大俯瞰の景色の中に飛び出してみたい!
往路、進路を誤まらないよう慎重に下る。山麓東の少年自然の家側から車で上り、展望を楽しむのが正解。
⇒トップページへ